※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ラピス・ローゼンベルク」について書いていきたいと思います。
①人格を持った人形
「身喰らう蛇」の十三工房の1つ、ローゼンベルク工房が造り上げた、少女の姿をした意思を持つ小柄な人形です。自らがローゼンベルク人形であることを誇りに思っており常に優雅で上品な行動を心がけますが、反面天然で抜けた言動(ポン)をする事も少なくはありません。
「誇り高きローゼンベルグ人形の従者になれるなんて光栄、他にないわ!」
作中では食事を何よりも楽しみにしていますが、彼女の動力元は主に七耀石。食事をとる必要はありませんが、飲食は可能でしかも味覚も備わっており一種の芸術として捉えているようです。
「なるほど、この満足感こそ”芸術”なのね!」
②自身の記憶と素性を知る為
作中ではスウィンとナーディアが「C」に届ける為に運んでいたトランクケースに入っており、記憶喪失の状態で目覚めます。そして自身の記憶と素性を知る為に彼らと旅を共にすることになります。その後クロスベル警察学校でイアンを訪れた際に記憶を取り戻し、素性が明らかになります。
霊脈の活性化を受け奇跡的な確率で誕生した超高度機械知性「エリュシオン」の管理人格で、イアンとの会話で人間の思考パターンと感情を観測して生まれた存在であることが判明します。しかし肝心の「エリュシオン」は物語の黒幕によって乗っ取られ、ラピスはその状況の打開が出来るであろうルーファスに託す為、人形師ヨルグに自身のボディを作らせ自身の存在を転移することになります。
「この名前も、この記憶も、全部私のもの!」
そして「逆しまのバベル」での最終決戦で、黒幕から「エリュシオン」を奪い返すも人類にはこのシステムは早すぎると判断、削除することを決めます。
エンディングでは人間を、世界をもっと見て知るために「新生帝国ピクニック隊」に参加します。
③意外にもパワータイプ
戦闘ではその見た目と反してからくり仕掛けのアタッシュケースを変形させた十字状の大斧を使った、物理アタッカータイプとして運用されます。
情報解析クラフト「エメロードアイ」を使いバランスダウンさせ「アダマスリッパー」を使い敵を叩き潰すのが主なクラフトの使用法で、自己補助クラフトの「エーデルハーツ」魔法攻撃の「グリモアルアーク」とアタッカーとしては一通りクラフトは揃っています。その以外にもパワータイプのバトルスタイルは某有名RPGのきこりの少女を彷彿とさせます。
そしてオーダーの「パラス・コッペリオン」も被ダメージ減少、HP回復なので序盤で重宝されます。やや中盤以降はBP回収が容易になり強力なオーダーが増えるので出番は無くなっていきますが、Cルートでは最後まで主力として使っていけるでしょう。
新作「黎の軌跡」での登場は無いでしょうが、「エリュシオン」関係で後作での登場は確実になっており参戦が楽しみな所です。
では
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