今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 1-4 中日 ●青柳 1勝2敗
阪神 2-0 中日 ○村上 1勝
阪神 1-2 中日 ●才木 1勝2敗
10勝 8敗 1分 54得点 55失点 2位
①エースのまさかの2試合連続乱調
先発は青柳投手。初回打線は1アウト1,3塁のチャンスを作ると、大山選手の犠牲フライで早々に先制点を挙げます。
しかし先発青柳投手が1アウト1,2塁のピンチを迎えると、石川選手にタイムリー、そして溝脇選手にタイムリーツーベースを打たれ逆転を許します。
2回にもアルモンテ選手にタイムリーを許すと、3回にも小笠原投手にタイムリーを許しここでノックアウトされる事となります。
打線は初回の得点以降小笠原投手を崩せず、3回、6回にチャンスを作るも中軸が打てずにそのまま抑えられ試合終了。エースのまさかの2試合連続乱調で早々に試合を決められることとなりました。
②圧巻の投球でプロ初勝利を初完封
先発は前回7回完全投球の村上投手。初回を3者連続三振で締め前回投球の好調を維持します。援護点を挙げたい打線ですが2回に1アウト2塁のチャンスを作りますが生かせず、相手先発高橋投手を中々崩せません。
しかし村上投手の勢いは止まらず4回まで完全投球を続けると、5回に11イニングぶりに福永選手にヒットを許すも後続をきっちり打ち取り先制点を与えません。
すると6回村上投手がポテンヒットで走者に出ると、近本選手がライトへのタイムリースリーベースで待望の先制点を挙げると、中野選手が犠牲フライで2点のリードを奪います。
村上投手は6回以降もビタビタのコントロールで圧巻の投球。8回には福永選手に再びヒットを許しノーアウトのランナーを背負うもののその後は3者連続三振。
終始相手を圧倒して9回105球の見事な投球で、初完封でプロ初勝利を挙げる事となりました。
③投手陣の奮闘を見殺しに
先発は才木投手。初回近本選手の先頭打者ホームランで幸先よく先制点を挙げます。才木投手は毎回のようにランナーを出す等本調子ではないまま無失点で序盤を切り抜けます。
さらには4回には2アウト満塁のピンチを迎えるも何とか抑えますが、5回に2アウト1,3塁のピンチを招くと細川選手にタイムリーツーベースを打たれ逆転を許します。
援護したい打線は6回にまで初回の本塁打を含む僅か3安打と苦しく、7回の1アウト1,2塁のチャンスも糸原、梅野選手が倒れ、8回、9回も1アウト1,2塁のチャンスを作るも得点は生まれず、最後は梅野選手の併殺打で試合終了。
投手陣の奮闘を見殺しにしてしまう試合となってしまいました。
総評
打撃が持ち直している中日、そして苦手とも言えるバンテリンドームで何とか1勝はしたものの、今後を考えると非常に不安なカードとなってしまいました。
まずはエース青柳投手が2試合連続の背信投球。特にランナーが出た後のコントロールが乱れ高速クイックが逆に仇に。流石に2年連続で最多勝を取っている投手をここでローテーションから外すとは考えられないものの、何とか復調のきっかけを掴みたい所です。
代わりに台頭しているのは村上投手。実に17イニング無失点、更に被安打3の無四球と圧巻とも言える投球。流石に調子は落ちては来るとは思われますが、このままの勢いを出来るだけ続けて欲しい所です。
ただそれ以上に心配なのは打撃陣。このカードでも4得点の内2得点は近本選手によるもので、残り2点は犠牲フライとかなり深刻で、佐藤輝選手は内容こそ良くなっているものの梅野選手はかなり深刻な状態に陥っています。坂本選手が今の所しっかりと結果を残しているので交代も考えられる中、どう攻守で持ち直せるか注目です。
そして自慢とも言えた代打陣も糸原、原口選手に続くのは0割台の板山、島田選手。現状の状態を考えてもどちらも代打で使えるような選手では無くどちらかといえば守備、代走要員、更にはポジションが被っていおり理に適っている起用法とは言い難く、どちらかは早めに2軍で好調の小野寺選手や豊田選手と交代した方が良さそうです。
勝ち越しこそはしているものの状態は非常に苦しいとも言えるチーム状況。連勝中の巨人相手にどのような戦いを繰り広げられるか、楽しみです。
では
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