ウェールズは64年ぶり2度目の出場、ウクライナは16年ぶり2回目の出場。共に懸ける物が多いこの1戦(ウクライナは国内情勢もあります。)、熱い戦いが予想されます。
ということで先日行われたウェールズvsウクライナの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
ウェールズは守備5-2-3の3-4-3、対するウクライナは4-1-4-1を採用していました。試合はウクライナがボールを保持する形になり、ウェールズが中央を固めるもジンチェンコやマリノフスキーの巧みなボールの引き出し方でライン間でボールを受け、ややボランチ脇が空きラインコントロールが機能していないウェールズ守備陣の裏を突き決定機を作り出していきます。
しかしヘネシーのスーパーセーブ等があり得点を許さないと、主にデイビスがベイル、ダニエル・ジェームズを生かしたカウンターでウクライナゴールに襲い掛かっていきます。
するとベイルの直接フリーキックをヤルモレンコがクリアし損ね、そのままゴールイン。ウェールズが先制点を挙げます。
スコアはそのまま動かず前半を終えます。
後半
後半もジンチェンコを中心にウクライナが猛攻を仕掛けていきますが、ツィガンコフのヘッドはヘネシーのセーブ、そしてヤレムチュクのシュートは無情にも枠外と同点ゴールを挙げることは出来ません。
ウクライナはシャパレンコ、シドルチュク、ムドリク、ドフビクを投入し攻勢を更に強めますが、ヤルモレンコもシュートはシュートブロックに、ドフビクのヘッドはヘネシーのセーブに阻まれ、そのまま無情にもタイムアップ。ウェールズが64年ぶりのW杯出場を決めました。
総評
ウェールズはボランチの脇を再三付かれ、正直かなりウクライナに守備組織を崩されてあわやという場面は多々ありました。それでもこの日ゾーンに入っていたヘネシーのビッグセーブ、そして選手達の魂の守備で攻撃を跳ね返し続けると、絶対的な個であるベイルが勝負を決める決勝弾(結果はオウンゴール)を決め本大会出場。ラムジー、ベイル等黄金世代のメンバーにとっては最後になるであろうW杯。イングランド(ユーロ2016でも同じ組でした)、イラン、アメリカと同居する難しいグループですが大暴れして欲しい所です。
対するウクライナは最後までヘネシーの牙城を崩せず悔しい敗戦となりました。しかしやや前線の守備は機能していなかったものの、攻撃に関しては連動性を見せ、この試合に対する準備と意気込みが実際ピッチ上で体現されていました。
それでも出場できない結果が突き付けられたわけですが、彼らに多くの拍手が送られていたことからその戦いぶりは多くの人々に刻み込まれたと思っています。
両チームの戦いぶりは戦術や戦略を超えた魂や執念を感じさせました。こんな試合を見ることが出来たのは本当に幸運だったと思います。
では
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