開幕が近づくペナントレース。
阪神のライバルとなるセ・リーグ他球団のプレビューを書いていきたいと思います。
今回は昨シーズン5位の広島東洋カープです。
※あくまで阪神ファンの目線での意見です。
昨年の記事はコチラ↓↓
昨シーズンの対戦成績 9勝14敗2分
①前半戦まるで勝てず
昨シーズンは前半戦を2分9敗と全く勝てず、「鯉わずらい」とも評されている程の相性の悪さを示していました。攻守共にかみ合わせは絶望的に悪く、先発投手陣が早々に失点すると打線は沈黙し、中押しダメ押しを喰らう形に。最初の敗北が見事なサヨナラ負けということもあって苦手意識が蔓延していました。
しかし後半戦は佐藤輝、大山選手の活躍もあり9勝5敗と勝ち越し。広島自体が不調に陥っていたことも大きかったですが、ここまでシーズン中で印象の変わったチームは中々なかったです。
②勝負所で確実にランナーを返してくる主砲
昨シーズン
対マクブルーム選手 .338 3本 14打点 出塁率.372 OPS.897
対菊池選手 .264 1本 11打点 出塁率.304 OPS.661
対西川選手 .371 2本 13打点 出塁率.429 OPS.929
そんな中厄介だったのは新助っ人であったマクブルーム選手。2番菊池選手、3番西川選手と嫌なバッターが出塁することが多い中、勝負所で確実にランナーを返してくる彼の存在は脅威でしかありませんでした。
そして3番の西川選手はどんな球でも対応できるその天才的なバッティング技術で常に塁にいる状態に。5番の坂倉選手も含めたクリーンナップには痛い所で打たれていた記憶しかないです。
③「初物」に苦しむ
昨シーズン
対床田投手 5試合 2.13 3勝2敗 22三振
対松本投手 9試合 0.96 3勝0敗 9三振
対ターリー投手 9試合 1.04 0勝1敗 6三振
昨シーズン上手く抑えられていた床田投手には引き続き苦戦。今シーズンも怪我明けながら開幕ローテーションに組み込まれており、新シーズンも相当苦しまされそうです。
さらに中継ぎでは昨シーズンのルーキー松本投手に防御率0点台&3勝を献上。さらにターリー投手にも抑えられる等、「初物」に大いに苦しみました。
毎年のように広島には新人投手に苦しまされている印象が強く(森下投手、栗林投手、松本投手等)、今シーズン加入した長谷部投手、益田投手、河野投手も開幕1軍の有力候補になっていますので今から戦々恐々としています。
新井新監督の下新たなスタートを切った広島。かつての教え子に対して(2008年から阪神に在籍)経験の差を見せつけるのか、岡田監督の采配にも注目です。
では
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