きちのうすめ雑記

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WBC激闘の記録と記憶~2009 日本代表~【サッカー】

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今回は過去のWBC日本代表の記録、そして記憶に残ったプレーについて書いていきます。


2回目は「2009 日本代表」です。

Getty Images

結果 優勝

 

①現役監督の起用と議論を巻き起こした辞退

連覇を達成する為2009年のWBCに挑むことになった日本代表ですが、監督選びに難航することとなります。

当初は星野監督が既定路線となっていたものの、前年の北京五輪での惨敗もあり周囲や世間の反対により立ち消えになり、次第に現役監督の起用に踏み切っていきます。

候補になったのは原監督(巨人)と渡辺監督(西武)でしたが、渡辺監督は経験不足が指摘され(当時就任1年目)辞退し原監督が就任。2008年にリーグ優勝、そして2002年にはチームを日本一に導いた監督の就任は大きな期待感が持てました。

しかし肝心の選手選考では、前回大会ベストナインに選ばれた里崎は城島の参加により出場を辞退。さらに矢野、新井(共に阪神)は怪我や手術の影響で辞退すると、中日に関しては落合監督の意向(前回大会の保障の無さに不満があったとされています。)もありリストアップされた5人全員が辞退し議論を巻き起こす等選考は困難を極めました。

それでもダルビッシュ、田中、涌井、岩隈、小松、渡辺、杉内等パリーグの強力投手陣に併せて打線では安打製造機の内川、本塁打王の村田、最多安打盗塁王を獲得した片岡、メジャーからは前回MVPの松坂やイチロー、城島、岩村、福留と申し分ないメンバーを揃えることが出来ました。

 

②投手陣の奮闘と精神的支柱の不振

そして迎えた本選。1次ラウンドでは中国、韓国と組まれたグループで3戦目の韓国戦で完封負けを喫するものの2連勝で早々に2次リーグに進出

2次リーグでの初戦では前回大会決勝でぶつかったキューバとの対戦では覚醒前のチャップマンを打ち崩し勝利。ただ続く韓国戦ではダルビッシュが初回に3点を失う苦しい立ち上がりを見せ1-4の敗戦。幸いダブルイリミネーション方式(2敗した時点で敗退となる方式)であった為、敗者復活戦からの準決勝進出を狙っていきます。

そして迎えたキューバ戦では岩隈と杉内が素晴らしい投球を見せ完封勝ち。続く順位決定戦での4度目の韓国戦では6得点を挙げ圧勝。1位通過を果たしました。

この試合まで目立ったのはやはり投手陣。主に松坂、ダルビッシュ、岩隈が先発し、第二先発にも各球団のエースクラスが登板。そして守護神である藤川に繋げる布陣は準決勝までの7試合で9失点と抜群の安定感を披露。(ただ藤川の調子はイマイチでした。)

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ただ気がかりだったのが中心選手であり精神的支柱のイチローの不振。今大会では1番に起用されたものの打率は2割前半、さらに韓国戦1戦目(3安打)、キューバ戦2戦目の後半(2安打)とインパクトも薄く、好調だった打撃陣の中ただ一人もがき苦しむ事に。(福留も率では苦しんでいたものの四球での出塁が多く、少なからずチームに貢献していました。)準決勝以降は彼の復調が何よりのカギとなっていました。

 

③伝説の決勝タイムリ

そして迎えた準決勝は前回大会「世紀の誤算」でサヨナラ負けを喫した開催国アメリカ。日本は好調であった村田が負傷で栗原を招集、さらに調子が上がらない守護神藤川の代わりにダルビッシュを起用。

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すると1点リードされた4回に城島の犠牲フライ、岩村、川崎、中島のタイムリーで4点を挙げ逆転を果たすと、最後はダルビッシュが締め括り見事に2大会回連続で決勝進出を果たします。

運命の決勝戦は大会5度目の韓国戦。試合は先発岩隈の粘りの投球もあり3-2で9回を迎えるも守護人ダルビッシュが四球でランナーを貯めるとイ・ボムホまさかの同点タイムリーを許すことに。しかし10回表にこの男が魅せてくれます。2アウト2、3塁からイチローが後に伝説となる決勝タイムリを放ち2点を追加すると、その裏ダルビッシュが見事に締め括り試合終了。

今大会から命名された侍ジャパン」が見事WBC連覇を果たすこととなりました。

 

この連覇は日本中に感動と歓喜をもたらし、後に前述した問題の教訓もあって日本代表チームの常設化、そして侍ジャパンのビジネス化(グッズ展開や国際試合の実施)が進むことになります。

 

では

 

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