3試合勝利に見放され、苦境に陥るアーセナル。迎えるはこの所2連敗と調子が上がらないながらも、エメリ監督はアーセナルの元監督。GKマルティネスも元アーセナルということで何かと縁があるチーム同士の戦いになっています。
ということで先日行われたプレミアリーグ第24節、アストンビラvsアーセナルの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
アストンビラは中央を絞った4-4-2からのカウンター、対するアーセナルは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はいきなり動くこととなります。キャッシュが奪取したボールを逆サイドに展開し、ボールを持ったワトキンスがペナルティエリアに侵入すると見事な縦の仕掛けからゴールを決めビラが先制します。
今シーズン開始15分以内の失点が初めてだったアーセナルでしたが、ジョルジーニョのパスをホワイトがクロス、その跳ね返りをサカがボレーで決めすかさず同点とします。
その後アーセナルがボールを保持する状況が続きますが中央を固めたビラ守備陣を崩すことが出来ずにいると、瞬間的なコンビネーションで抜け出したモレノがグラウンダーのパスを送るとコウチーニョが見事に押し込み勝ち越し点を挙げ、そのまま前半を終えます。
後半
後半アーセナルは攻勢を強めていき、エンケティアのシュートがクロスバーに当たる等決定機を次々と作っていきます。するとショートコーナーからウーデゴールがマイナスのパスを送るとジンチェンコが豪快に決め再び同点に。
その後お互い決定的なチャンスを作り出すも得点は生まれずそのまま試合終了かと思われましたが、ロスタイムに途中で投入されたマルティネッリの折り返しからジョルジーニョが豪快なシュート、ボールは一度はクロスバーに阻まれるもGKマルティネスに当たりゴールイン。劇的な逆転弾を決めます。
そしてコーナーキックからのカウンターからマルティネッリのトドメのゴールを挙げ試合終了。アーセナルがリーグ4試合ぶりの勝利を挙げることが出来ました。
総評
アストンビラは後半ロスタイムに痛恨の失点と何とも勿体ない形となりました。同点時からはやや前掛かりになっていたこともありニアを付かれる事が多かったのは致し方が無いものの、ビルドアップ時のミスが目立ちボールを前に運べなかったのは流石に苦しかったと思います。
ただそんな中でもワトキンスとコウチーニョは共にゴールを挙げ、試合中でも脅威になり続ける等素晴らしいパフォーマンスを披露。他にもブエンディアやドグラス・ルイス、モレーノ等高い攻撃性を持つ選手が多いので、いかに多彩な攻撃を仕掛けられるように組織出来るかが注目です。
対するアーセナルは4試合ぶりの勝利で再び首位に浮上。ただ内容的にはかなり苦しい物で、中央を固められたことで連携で良さが出せるトロサール、ジンチェンコの良さが消え、左サイドの攻撃は機能せずビラの思うつぼとなっていました。
しかしそんな中でもサカは対面するモレーノを困難に陥れ素晴らしいボレーで同点弾も挙げる等、異次元とも言えるパフォーマンスを披露。
またジョルジーニョも決勝弾だけではなく司令塔としての役割も完遂。凄まじい勢いでチームにフィットし、トーマスとは違う形でチームに貢献しています。
未勝利を終わらせる劇的な逆転勝利を挙げたアーセナル。このまま以前のような連勝街道に乗れるか、今後も注目していきたいです。
では
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