※ネタバレ有り
今回はペルソナ５ザ・ロイヤルのキャラ「明智吾郎」について書いていきます。
①探偵王子の再来
「探偵王子の再来」と言われている、巷で人気の高校生探偵で、主人公達人は違う都内の進学校に通う高校3年生です。コードネームは「クロウ」。
別世界では「スーパーコーディネイター」として戦場を駆け回っています。
穏やかで物腰の柔らかい好青年ではあるものの、自分の頭脳に自信があり探偵という職業を「己の頭脳を生かす事でできる社会貢献」と評しているが故に、無自覚に知識をひけらかす様な喋り方をしてしまい反感を買う事も多々あります。
しかし探偵としての手腕は確かで、解決に導いた事件の数は捜査機関職員たちのそれを遥かに上回るもので、全国模試で1位になるなど成績優秀。さらに端正な顔立ちも相まって女性からの人気は非常に高いです。
②もう1人のトリックスター
作中では心の怪盗団の存在に異を唱える形で登場し、敵対関係となります。
ただ主人公との交流もあり近しい関係となっていくと、オクムラパレスでの出来事により犯罪者に仕立て上げられそうになっていた怪盗団を手助けする為に、新島冴のパレスに共に侵入することとなります。
しかしそれは明智の罠であり、主人公は捕縛。そして徐々に彼のどす黒い本性が明らかになることとなります。
彼の正体は衆議院議員である獅童正義の部下で、彼の政治活動を邪魔しようとする輩や邪魔になると思われた輩達の排除を役割とするペルソナ使いである事、そして彼の愛人の子供であり「望まれない子供」として周囲から冷たい態度を取られてきたことに対する復讐を果たす為に動いており、一連の精神暴走および廃人化による殺人・傷害事件の実行犯であることが明らかにされます。
そして主人公を始末し事態をコントロール下に置こうと画策しますが、獅童の様子が変化した事で自身が嵌められた事と、怪盗団の仕業であることを察知しパレスに侵入。再び彼らと対峙することになります。
「あれ、違ったかな。美味しそうなパンケーキ…とか聞こえたから。」
再び会った明智はそれまでの言動とは異なり怨嗟と嫉妬の念を爆発させ本性が現れており、汚い言葉で主人公を罵りペルソナ「ロキ」を使用し力を暴走させ襲い掛かってきますが、仲間に囲まれ支えられている主人公には及ばず敗北。
「なんで俺より、ゴミの貴様が『特別』なんだよォォォ!?」
戦闘後、自身も纏めて消そうとけしかけられた認知上の明智と共に自身を隔離。銃声と共に消息を絶つこととなります。
「もう1人のトリックスター」として主人公と同等の能力を持ちながら、環境・仲間に恵まれず暴走した明智。ある意味主人公のもう一つの姿であったかも知れません。
「最後の相手が『人形だった俺自身』か・・・。」
ただザ・ロイヤルではプレイアブルキャラとして再登場。主人公に対してある取引を持ちかけ、怪盗団に再合流することとなります。
③物理・魔法共に優れた万能アタッカー
武器は光線銃とビームソードを使用。姿は初期は白い王子のような燕尾服という貴公子スタイルではありますが、本性を現すと黒を基調とした禍々しい姿になっています。
コープは「正義」で使用ペルソナは
・ロビンフット・・・中世イングランドの伝説上の義賊
・ロキ・・・北欧神話に登場する悪戯好きの神
・ヘリワード ・・・イギリス，ノルマン朝初期のアングロ・サクソン人の反乱者でロビンフッドのモデルになった人物
力が高く、運が低いステータスとなっており、初加入時は祝福、呪怨、万能属性を操る魔法アタッカーとしての運用が主になっています。ただ再加入時は祝福属性スキルが無くなり代わりに物理属性で超特大ダメージを与える「レーヴァテイン」、そして銃撃属性で敵全体に特大ダメージを与える「至高の魔弾」が追加。3ターンの間、攻撃・防御力と命中・回避率を低下させる「ランダマイザ」の存在もあり物理・魔法共に優れた万能アタッカーとして大活躍します。
さらにヘリワードに変わった後は敵1体に万能属性で超特大ダメージを与える（ダウン時には威力2.5倍に）「反逆の刃」が追加。よりアタッカーとして強力になります。
外伝作品では元祖探偵王子と夢の競演を果たしています。
では
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