※ネタバレ有り
今回はペルソナ5ザ・ロイヤルのサブキャラについて書いていきます。
①胸糞シナリオ
まずは「鴨志田卓」です。
秀尽学園の体育教師であり、バレー部顧問の青年。元オリンピックの金メダリストという経歴やチームを全国大会出場レベルまで育て上げた実績、さらに人当たりの良さから校内での人気は比較的高いものの、その実態は学校を「自分の城」、自身をそこの「王様」であると考え、パワハラ、セクハラなど好き勝手しており、竜司が所属していた陸上部が廃部したのも彼が原因となっています。
「まずは服からバラしちゃおうかな?」
作中では高巻杏の親友である鈴井志帆が屋上から飛び降り重傷を負い、しかもそれに対して罪悪感を全く現さなかったことから怪盗団の怒りを買い改心される事に。kichitan.hatenablog.com
パレスでは思想を奪う色欲の王「アスモデウス」と化して主人公に襲い掛かるものの改心。全校生徒の前で土下座をして自分の罪を告白し、警察に出頭することになりました。
比較的身近な教師という立場である為、この胸糞シナリオに憤慨したプレイヤーも多かったでしょう。
因みに外伝では映画の世界の中、カモシティと呼ばれる町で正義のスーパーヒーローになっており、主人公達の前に立ちふさがります。
②自身の作品として
次は「斑目一流斎」です。
「サユリ」を代表作に持つ日本画界の巨匠で、祐介の師。その言動から一見好々爺に見えますが、その実は弟子の作品を自分の作品として発表する、画家を名乗るのも烏滸がましい人物です。
代表作「サユリ」も死期を悟った祐介の母が我が子を思って描いたもので、絵の中の赤ん坊を灰色の煙の様な物で塗り潰すことで自身の作品として世に発表しました。
「有能な弟子を集め、着想を吸い取れば、才能ある目障りな新芽も摘み取れる・・・」
自身のパレスを「美術館」に見立て悪趣味とも言える豪華な衣装を羽織る殿様姿(その姿はバ○殿に似ています。)で主人公を迎え撃つも改心され、謝罪会見を開き、号泣しながら人々の前で自らの罪を自白することになります。(その姿は○々村○太郎氏に似ています。)
因みに調和を奪う虚飾の殿「アザゼル」の姿で襲い掛かかりその強さは本物。序盤の大きな壁となって立ちはだかります。
③金の切れ目が縁の切れ目
最後は「金城潤矢」です。
渋谷のクラブをアジトにしているストリートギャング風の男で、学生から金を巻き上げて儲けている悪漢です。
渋谷の街全体を「銀行」だと認識しており、自身の悪行は絶対に足が付かない自信があった為侵入に手間取るUFO型の銀行のパレスを形成。節制を奪う暴食の長「バエル」の姿と化して金の力で強力な用心棒を雇い主人公達を迎え撃ちます。
「クククク・・・たかるだけ・・・たからせていただきますよぉーっ」
しかし金の切れ目が縁の切れ目の言葉通り次第に金の力が尽きると、部下たちにも見限られ怪盗団によって撃破され改心。
元は貧乏かつその容姿から底辺の座に甘んじていたという過去はあったものの弱者から貪り続ける行動には同情の余地が無く、力の使い方を間違ったといえる人物です。
では
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