大黒柱マネを欠いたセネガル、グループリーグ突破最右翼候補のオランダ相手にどこまで戦えるか注目です。
ということで先日行われたカタールW杯グループA1節セネガルvsオランダの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
セネガルは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するオランダは守備5-2-1-2の3-4-1-2を採用していました。
試合は初戦独特の緊張感のある立ち上がりとなりお互い慎重な出だしとなりますが、オランダは右肩上がりでビルドアップをするものの配置が整理されておらずボールロストを繰り返します。対するセネガルはカウンターを考慮してか布陣を押し上げることは無く攻撃はこの突破とショートカウンターに終始。オランダ守備陣を崩すまでには至らず攻撃は単発に。
共に得点を奪うことなく前半を終えます。
後半
後半先に動いたのはオランダ。デパイを投入し得点を奪いに行くと、セネガルも選手2人を交代。徐々にオープンな状況になります。
その後セネガルはサールの突破などから次々と決定機を迎えるも、ノぺルトが素晴らしいセーブで先制点を許しません。するとオランダはデパイの落としからデヨングがクロスを上げガクポがゴールに叩き込み待望の先制点を挙げると、ロスタイムにはデパイのシュートのこぼれ球を途中出場したクラーセンが押し込み追加点。
試合はそのまま終了し、オランダは大事なグループリーグ初戦を見事に勝利することが出来ました。
総評
セネガルは前線2人がオランダのセンターバックを押さえる迎撃守備が機能したものの、大事な終盤、デパイ一人にやられる形で敗戦。
やはり響いたのはマネの不在。サールは崩しとして機能したものの攻撃は迫力不足が顕著。5バックの打開策を見出していない状況での彼の不在は致命的となりました。
しかし守備のプラン自体は間違ってはおらずクリバリを中心とした守備陣の安定感もあった為、グループリーグ突破を果たす力は十分に持っていると思います。
対するオランダは前半は慎重になりながらも後半にギアを上げて勝利としたたかに試合運びを行いました。
特にデパイの存在は大きく、投入後は目に見えて攻撃が活性化。今後も攻撃の中心として相手守備陣の脅威となってくれそうです。またノぺルトは代表デビュー戦がW杯初戦という大きなプレッシャーを跳ね除け素晴らしいパフォーマンスを披露。やや繋ぎの部分では気になるものの今後も期待出来る選手です。
ただチーム全体としてはビルドアップ面で苦労。特に左の幅を取れない問題、ダブルボランチの位置取りなど課題も多く、ファン・ハール監督は短い時間でどのような修正を行えるか注目です。
切り札を投入ししたたかに勝利したオランダ代表。グループリーグ突破最右翼の評価を改めて証明する試合となりました。
では
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