大混戦のグループD。特にトッテナムはホームなので何としても突破を決めたい所です。
ということで先日行われたトッテナムvsスポルティングの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
トッテナムは5-4-1で迎撃守備をする3-4-3、対するスポルティングは守備5-2-3の3-4-3を採用していました。
試合は互いに慎重な立ち上がりとなり、トッテナムはダイアーのフィード、スポルティングはセットプレーとパウリーニョのポストプレーで攻撃の型を作ろうとしますが、攻撃は散発的に終わります。
それでも中央のルーズボールを拾ったエドワーズのドリブルからのミドルシュートが決まり、スポルティングが先制します。
追いつきたいトッテナムですがスポルティングのブロック守備からのプレスを躱せず、さらにプレスの寄せも甘い等相手に主導権を与えたまま前半を終えます。
後半
後半トッテナムはコンテ監督に喝を入れられたのか、前半見られなかったベンタンクール推進力やセンターバックの持ち運びが見られ、積極的に攻勢に出ていきます。それでもアダンを中心とした守備陣の前に機能性を奪われ、時間だけが進んでいきます。
しかし攻守の要であった守田が負傷交代しピッチを離れると、一気にトッテナムペースに。バランスを欠いたチームは徐々に後退し守勢を強いられることとなります。
するとコーナーキックからベンタンクールが頭で決め遂にトッテナムが同点に追いつきます。スポルティングもアルトゥール・ゴメスの突破を生かしたカウンターで攻めるもロリスの好セーブもあり、完全にトッテナムペースに。
そしてロスタイムにケインにゴールを決められ万事休すかと思いましたが、VARの判定の末ノーゴールに。トッテナムにとっては痛恨の、スポルティングにとっては九死に一生を得た引分となりました。
総評
トッテナムにとっては痛すぎる引き分けとなりました。
VAR判定にも泣かされたのもありますが、結局は前半の攻守共に連動性を欠いたパフォーマンスが響く形となりました。特に相手が5バックにも関わらずビルドアップで有効な手立てを示せず失点してからも無難なボール回しに終始。後半からはかなり改善されたもののそのツケは大きく払われました。
しかしブライアン・ヒルは途中交代からキレのある動きを披露。疲れが色濃く残るケイン、ソンの負担を軽減する存在となりたい所です。
そしてスポルティングは守田の負傷がかなり大きかったです。判断力が高くビルドアップにおいての潤滑油として機能、そして強度の高い守備で守備陣に準備の時間を与える彼が抜けた後は防戦一方。何とか引き分けに終わるもののあわや逆転負けとなる試合となりました。
ただ好セーブを連発したアダン、そして幾度となく起点となり続けたパウリーニョ、ゴールを挙げたエドワーズの働きは素晴らしかったと思います。
これでグループDは勝ち点差2に4チームがひしめく大混戦に。両チーム共に流れに乗り切れない中、最終戦までにどこまでチームを立て直すことが出来るのか注目です。
では
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