決定力に欠けるも質のいいサッカーを展開するスポルティングと優勝候補名高いアーセナルとの戦い。日本人対決という意味でも注目の1戦です。
ということで先日行われたヨーロッパリーグ1回戦1stレグ、スポルティングvsアーセナルの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
スポルティングはペドロ・ゴンサウベスをボランチに置いた守備5-2-3の3-4-3を採用。対するアーセナルはキヴィオル、ネルソンを起用、そしてトロサール、エンケティア、ジェズスが離脱中のセンターフォワードにはマルティネッリが起用されました。
試合はアーセナルが3-2-5の形でボールを保持し試合の主導権を握ろうとしますが、スポルティングも連動したプレスからのカウンターでチャンスを作っていきます。
それでも攻めあぐねていたアーセナルにコーナーキックからサリバが頭で合わせ先制点を挙げられるも、鋭いカウンターを繰り出し続けコーナーキックからイナシオが頭で合わせすかさず同点に。
共にセットプレーから得点を挙げ前半を終えます。
後半
後半も前半同様の展開で試合は進んでいきますが、スポルティングが右サイドの崩しからのシュートのこぼれ球をパウリーニョが押し込み逆転に成功します。
追いつきたいアーセナルはマルティネッリの驚異的なドリブルを見せるも得点に繋がらずにいますが、ショートカウンターからジャカが放ったシュートがブロックした守田に当たりオウンゴール。アーセナルが同点に追いつきます。
その後冨安やマガリャンイス、トーマス、スミス・ロウを投入したアーセナルは安定感が増しカウンターを抑えつつバランス良く相手を攻めていくも、最後までスポルティングの守備ブロックを崩すことなく試合終了。
ドローで2ndレグを迎える事となりました。
総評
スポルティングは後半途中まで試合を優勢に進める等健闘したもののセットプレーと不運なオウンゴール(そもそも守田で無ければそのポジションに人すらいなかった可能性が高いです。)で同点追いつかれる事に。
さらに2ndレグは守田が累積警告で出場停止とかなり厳しい状況に追い込まれています。しかし守備組織自体の連動性は高く、エドワーズは崩しの先鋒としてアシストも記録。2ndレグも期待出来る内容となりました。
対するアーセナルはターンオーバーで試合を臨んだものの予想外に苦しむことに。特に大幅に選手が変わった左サイドは交代前までは相手に脅威を与える場面は限られていました。
それでもサカは圧倒的な存在感で攻撃を演出。途中出場ながら左サイドバックとしてマークを剥がし続けて良い意味でらしくないプレーを見せた冨安と共に攻撃のけん引役となりました。
ホームで予想以上の戦いぶりを見せたものの試合を決定付けるストライカーの不在で、今シーズンのスポルティングの戦いぶりを正に現わしてしまった1戦。
アウェーでどのような戦いが出来るか、注目です。
では
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