きちのうすめ雑記

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江越大賀選手、齋藤友貴哉投手 退団~持っているものは凄いものの、大きな課題を克服出来ず~【プロ野球】

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今回はトレードで阪神から日本ハムに入団することになった江越大賀選手、齋藤友貴哉投手について書いていきます。

 

①4ツールプレイヤー

まずは江越大賀選手です。

出典:スポニチ sponichi annex

2014年のドラフト3位で駒澤大学から入団。3割、30本、30盗塁のトリプルスリーを目指せる右のスラッガーとして大きな期待を寄せられていましたが、ミート力と選球眼に大きな課題があり、1年目から試合に出場し2試合連続本塁打を含む5本打を記録するも、打率は.214と「当たれば飛ぶ」を体現するような選手でした。

ただ問題はその課題を一向に克服出来なかったことで、翌年も3打席連続本塁打&4試合連続本塁打と途轍もない活躍を果たしたと思えば、全くボールが見えていないと思われるような三振を喫する等、1軍2軍を往復する日々を送ります。

2017年にはスイッチヒッター転向を試みるも結果は出ず、2019年からは代走・守備固め中心の出場に留まり、最後に1軍で打ったヒットは2019年4月23日のDeNA戦。

その身体能力の高さから4ツールプレイヤー(長打力・足・肩・守備)と評された選手は最後まで課題を克服することが出来ず、日本ハムで再起を誓うことになりました。

 

②素晴らしい球質を持つものの

そして齋藤友貴哉投手です。

出典:スポニチ sponichi annex

2018年のドラフト4位でHondaから入団。即戦力投手として初年度から一軍の春季キャンプに参加するもののオープン戦からは2軍で調整。その後2019年4月19日に1軍初登板を果たすも、登板はこの試合のみ。2軍では中継ぎ・抑えとして登板しました。

そして2020年、中々調子が上がらない中先発へ転向。1軍でも1試合に登板するも結果は残せませんでした。しかし2021年は主にビハインド時で登板を重ねると、5月28日の西武戦でプロ勝利。このまま勢いに乗りたかった所ですが、勝ちパターンに組み込まれる事はありませんでした。

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2022年は開幕1軍のチャンスを与えられるものの、初戦のヤクルト戦で7点差をひっくり返されるきっかけとなる投球を行ってしまう等、勝負弱さを露呈し最後まで勝ちパターンに入ることは無くシーズンを終了。フェニックスリーグでは161㎞を記録する等素晴らしい球質を持つものの、制球と要所での勝負弱さもあり日本ハムにトレード移籍される事となりました。

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③持っているものは凄いものの、大きな課題を克服出来ていない

2選手に関しては「持っているものは凄いものの、大きな課題を克服出来ず」燻っている状態で、移籍によって大活躍する可能性は大いにあると思います。

また環境の変化も選手達に好影響を与える部分も多く(現DeNAの大田選手など)、阪神よりはプレッシャーの少ない環境で野球をやることが、彼らの覚醒に繋がるのかも知れません。

いずれにしても新庄監督(こちらの方も元阪神です。)の元、花咲かせられるか。今後も気に掛けていきたいと思います。

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では

 

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