今回は「スーパーロボット大戦30」の「勇者警察ジェイデッカー」について書いていきます。
①心をテーマにした勇者シリーズ第5作
本作は心をテーマにした勇者シリーズ第5作として1994年に放映。前作「勇者特急マイトガイン」で登場した「超AI」の設定を昇華し、各ロボットの個性付けを意識した刑事モノのストーリーとなっています。
その為人間ドラマが多く、時には犯罪者は一切登場しない回も存在する一方、妖精や怪獣、地底人に異星人といった超常的な存在も登場しており、非常にバラエティに富んだ世界観となっています。
因みに勇者シリーズの参戦は、「勇者王ガオガイガー」、「勇者特急マイトガイン」、「勇者エクスカイザー」に次ぐ4作品目となっています。
②射撃特化のスーパーロボット
最終的に味方として登場する機体&サポートキャラは
・ファイヤージェイデッカー
・スーパービルドタイガー
・シャドウ丸
・カゲロウ(隠し)
・ビクティム(隠し)
・友永勇太(サポート)
・レジーナ(サポート)
となっていますが、強力なのはやはりファイヤージェイデッカー。
必殺技と言える「マックスキャノン」や合体攻撃の「ブレイブキャノン」と持ち合わせている等射撃特化のスーパーロボットとなっているものの、近距離も「バーニングファイヤーソード」を持っており射程に構わず戦えるのが強みです。
ただジェイデッカー時は近距離攻撃に乏しいので、射撃特化型にするのが無難ではあり、また「ENセーブ」「ヒット&アウェイ」を習得すると高威力の長距離武器を射程外から連発出来る為、より運用しやすくなります。
反面1機分の精神コマンドしか使えず(恐らく精神ポイント回復量が増えるブレイブポリスの影響かと思います。)で、さらに「覚醒」「決意」を持っていないので1ターンの爆発力に乏しいのが難点となっています。
それでも総合力としては非常に高く、最後まで使えるユニットであると言えます。
③「ガル」の名前を与えられる
また敵側となるビクティムが技術者となり暗躍する「エクセレント社」、彼を裏で操っていたフォルツォイク親子も登場します。
そんな中で際立っているのはやはり大ボス「ビッグ・マザー」。高いHPや底力、マップ兵器は勿論の事、エースボーナスを習得すると気力130以上で周囲10マス以内の敵対軍勢の移動力-4、運動性-30と凶悪な性能となっており、出来るだけ「脱力」をかけつつ迎撃していきたい所です。
そしてクロスオーバーでは、フォルツォイク親子を看取るブラックチーフテンの一体が豹馬(コンバトラーVの主人公)から「ガル」の名前を与えられるイベントが発生。
クリア後のシナリオではブラックチーフテン軍団と共にドライクロイツに加勢する胸熱な展開もあり、敵キャラの量産機としては異例の抜擢をされています。
シリーズでも珍しい射撃特化のスーパーロボットであり、その強さは作中でも確かな存在感を示しています。前作のマイトガインも2作品続けて登場したこともあり、次回作での登場も期待されます。
では
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