※ネタばれ有
今回はFF6に登場するキャラ「ガウ」について書いていきたいと思います。
①野生児
世界中のモンスターが集まるといわれる獣ヶ原でモンスターに混ざって育った獣人のような少年です。
モンスターと共に育った為、言葉遣いは片言。ガウという名前も自身の口癖が由来です。また他モンスターと同様縄張り意識は高く、他者が踏み込むことは好まないようです。
性格は純粋無垢。親切にしてくれた人とはすぐに打ち解ける一方、空気を読むことは苦手で加入直後にはカイエンを弄って傷つけてしまいます。しかしその後すぐに謝罪する等素直な所があり、根は優しく賢明な(誰にも教えて貰っていない言葉を片言ながら話せる)人物と言えます。
「ガウガウ、おれガウ!みんなのなかま!なかま!またいっしょに、たびをするー!」
②父との対面
作中では獣ヶ原に流れ着いた際にマッシュ、カイエンと出会い、ほしにくをくれた恩もあり加入。三日月山の洞窟で宝物(潜水用ヘルメット)を彼らに紹介し、ナルシェに向かうことになります。
その後は目立ったイベントは無く、世界崩壊を迎えることになります。
崩壊後はケフカを倒す為に獣ヶ原で修行しており、訪れた際に仲間となります。
そして気になる出生イベントが発生。実は一軒家の老人がガウの父親であることが発覚し、おめかしして会わせようとします。(その時の各キャラの台詞は見ものです。)
しかし当の父親は母親の凄絶な出産場面に立ち会ったことで正気を失っており、彼を息子と認識できず拒否。何とも寂しいイベントとはなっていますが、ガウは父親が生きているだけで安堵しており、少し救いのあるものとなっています。
「オヤジ、いきてる、おれ、うれしい。」
③ポテンシャルは高いものの
戦闘では獣ヶ原で出会ったモンスターの動きを真似して闘うあばれるを使いますが、
・発動後はバーサク状態になり制御不能になる
・狙った行動が出来ない為、カウンターの餌食になる可能性が高い
・習得が面倒で、狙ったモンスターが出にくい(特に種類が増える崩壊後)
等デメリットが目立ち、使いづらい印象が強いです。
しかしその特性を把握出来れば非常に強力で、序盤では
・ネコキック(ストレイキャット)・・・たたかうの4倍のダメージを与える
・ファイラ(重装兵)・・・この時期の魔法としては破竹の性能
・かえん(ボム)・・・上記ファイラと同等の威力
中盤(魔大陸まで)では
・リレイズ(デストロイダー)・・・この時期では習得不可
・100まんボルト(アスピランス)・・・サンダガと同威力
・アクアブレス(ディオルベーダ)・・・貴重な水・風属性攻撃
崩壊後では
・ゆうわく(ロフレシュメドウ)・・・解除不能の混乱効果
・あいのせんこく(ココ)・・・物理攻撃をかばわせることが出来る
・フレアスター(イオ)・・・強力な炎属性ダメージ
・マジックポット・・・ケアルガ+全属性吸収と全状態異常耐性
・ショック(ようじんぼう)・・・レオ将軍のオリジナルコマンド。威力が高く全体攻撃、尚且つエフェクトがカッコいい
とゲームバランスを崩すような技を習得し、やり込み派(低レベルクリア等)にとっては無くてはならない存在になります。
またアドバンスではデュエルマスクという専用防具も用意されており、スノーマフラー+デュエルマスク装備は抜群の安定感を誇ります。
ポテンシャルは高いものの癖が強く、使いこなすまでには時間がかかるガウ。しかし最終的にはパーティーに無くてはならない存在になっており、個人的には是非使って欲しいキャラです。(時間はかかりますが、、、。)
では
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