きちのうすめ雑記

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呪術廻戦~キャラの「濃さ」と心理戦~【呪術廻戦】

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※ネタバレ有り

 

今回は映画が絶賛公開中の「呪術廻戦」について書いていきます。

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出典:アニメ 呪術廻戦公式サイト

①ポスト鬼滅

呪術廻戦は2018年から週刊少年ジャンプから連載。元々から人気があった作品ですが「鬼滅の刃」と同様アニメ化により人気が爆発。また鬼滅の刃が連載を終えようとしていた為に瞬く間に「ポスト鬼滅」の立場となり、ジャンプの看板漫画となります。

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そしてこれまでシリーズ通算6000万部を超える大ヒットを記録。アニメも好調なのも受けて2021年12月24日には「劇場版 呪術廻戦 0 」が公開。

メインストーリーでは無く外伝的な内容(東京都立呪術高等専門学校として作品の前日譚として単行本化)にも関わらず(ただ重要人物は数多く登場しています。)、興行収入はこれまで110億円を超える大ヒット。現在もジャンプの看板漫画として連載が行われています。

 

②キャラの「濃さ」と心理戦

呪術廻戦の特徴としてまずキャラの「濃さ」にあります。主人公の虎杖悠仁はジャンプの主人公らしい快活で素直な性格をしており、チームを組む冷静で生真面目な伏黒恵、勝ち気でサバサバした釘崎野薔薇と、まさに「王道」であります。

ただそれに加えてそれぞれの価値観が明確に表されているのが素晴らしい所で、物語の良いアクセントになっています。

そして他キャラも非常に「濃く」、作中最強キャラ&イケメン&頭脳も優れている完璧超人(性格意外)五条悟、独特の価値観を持ち、その強さと暑苦しさで絶大な存在感を放つ東堂葵、そして最も常識的な考えを持ちながらも「パンダ」であるパンダ等一癖も二癖もある人物が物語を大いに盛り上げます。

そして自身の能力、相手の能力の読み合いによる心理戦も面白く、やや小難しいながらも見ごたえはたっぷりあります。どちらかというとフィジカルというよりはメンタルや能力的な駆け引きが多く、他漫画では「HUNTER×HUNTER」に近いものがあります。

 

③ド迫力ながら何処かスタイリッシュ

またアニメ化で注目されたのはその「演出」で、細部に拘りを見せるその美しいアニメーションは絶品とも言えます。特に戦闘シーンでは様々な工夫を凝らしての演出が多く、ド迫力ながら何処かスタイリッシュさが見える本作の特徴を上手く表現していると思います。

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制作会社のMAPPAはこれまで「BANANA FISH」や「ドロヘドロ」等一癖も二癖もある作品を製作してきた会社。原作の良さを最大限生かすことで有名なので、2023年に放送予定の2期も楽しみです。

 

現在の連載ではとある事情もあり、作品の「本当の魅力」が問われている状況にあります。今後の展開も含め楽しんでいきたいと思います。

 

では

 

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