※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「フィー・クラウゼル」について書いていきたいと思います。
①西風の妖精
トールズ士官学校Ⅶ組で最年少の少女で、普段は常にけだるくしており極度の面倒くさがり屋ではありますが、その小柄な体型からは予想も出来ない身体能力を持ち合わせ、爆薬などの潜入工作用具を持ち歩いているなどクセが強いキャラをしています。
ただ無表情ながら人付き合いは悪くなく、エマやアリサから勉強を教わったり、園芸部で花を育てたりマキアスをからかったり学園生活には上手く溶け込んでいます。
その実は西ゼムリア最強の猟兵団の一角「西風の旅団」に所属している猟兵で、「西風の妖精(シルフィード)と呼ばれていました。ただ対立していた「赤い星座」との抗争で互いの団長を失い路頭に迷っていた所を、かつて交戦もしていたサラに拾われ士官学校に入学したという経緯があり、実情が判明すると一時期騎士道を重んじるラウラと反りが合わない状況になります。
ただ後に和解すると抜群の連携を見せる等シンプルに物事を考える節があり、「姫」と呼ばれ団員たちに可愛がられていた「西風の旅団」での生活は彼女にとって良いものであったと思われます。
②猟兵から遊撃士へ
初登場は「閃」で、上述したラウラとの軋轢を乗り越えⅦ組の為に「猟兵」としての能力をフル活用していきます。
「閃Ⅱ」ではマキアスやエリオットと共にケルディック近郊に潜伏し、リィンと再会した際は崖上からリィンに対してダイブを決めていました。後に元「西風の旅団」のゼノやレオニダスと交戦するもⅦ組を守る為に応戦。煌魔城の戦い後は彼らの「団長を取り戻す行動に出ている」と言う言葉の真意を突き止める為、士官学校を1年で卒業し「帝国ギルドの遊撃士」として行動しています。
「閃Ⅲ」では正遊撃士の資格を取得し、サザーラント州でリィンと再会。エリオット、サラと共に彼をサポートし、死んだと思われた「西風の旅団」団長ルドガーと再会します。そのことで困惑はしたものの「黒キ聖杯」でアリサやサラと共に彼らに挑むことになります。
「閃Ⅳ」では敗走を余儀なくされエリンの里で他のⅦ組同様意気消沈していましたが、新Ⅶ組の𠮟咤によりリィンを取り戻すべく行動。ハーメルに現われた「龍の霊場」にてゼノとレオニダス、そしてルドガーを撃破、消滅しようとする彼をお父さんと呼び別れの挨拶をします。
「…だから…ありがとうーお父さん。」
「創」ではリィンルートのエルム湖湿地帯でパーティーイン。鏡の城で鬼面の剣士に対峙します。またかつてルドガーの右腕を務めていたガルシアと再会しています。
③正に「風」のような戦闘スタイル
戦闘では双銃剣(ダブルガンソード)を使い、高い素早さと回避を生かした正に「風」のような戦闘スタイルを好みます。
また多段ヒットするクラフトも多く、「閃」では「ジャグラー」を付けて状態バラマキ娘として運用していました。
「Ⅱ」以降ではより素早さと回避特化の性能になり、「ムラクモ」を付けて敵陣に突っ込みカウンター崩しを連発するスタイルが有効になります。
クラフトも範囲が広い駆動解除クラフト「クリアランス」、即死効果ありの直線攻撃クラフト「トライサイクロン」、前述のような囮戦術は使えないものの緊急時で使える「エリアルハイド」と威力はあまり期待出来ないものの手数が期待出来るラインナップとなっています。
ただ反面打たれ弱いのが玉に瑕で、もしもの被弾の為のHP、防御面での強化は必要です。
オーダーの「ゼファーテンペスト」も硬直時間0.5倍&心眼と彼女のスタイルと見事にマッチしており「真・夢幻回廊」でも非常に使い易いキャラとなっています。
新作「黎の軌跡」ではⅦ組で唯一のレギュラー出演。B級遊撃士として、共和国遊撃士協会の人手不足の為派遣されます。本編でジンと共に大暴れしてくれるのを期待しましょう。
では
英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
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