今回はパリ・サンジェルマン所属のマルコ・ヴェラッティ選手について書いていきたいと思います。
経歴
ヴェラッティ選手はペスカーラの下部組織に所属して2008年にトップチームデビュー。当初はトップ下として起用されていましたが、2011年に就任したゼーマン監督が彼を中盤の底として起用したことでその才能が開花。当時のイタリア代表の主力であったピルロの正統後継者として注目を浴びました。
そして2012年その動向が注目されましたが、彼が選んだのはフランスのパリ・サンジェルマン。初年度からチームのコントロールタワーとして機能し、レギュラーとしてプレー。相次ぐ怪我に悩むも主力として長年パリの中盤を支えて、7度のリーグ優勝に貢献。自身も6度のリーグベストイレブンに選ばれるなど活躍します。
代表では2012年にA代表デビュー。昨年は開幕こそは出遅れたものの出場時にはジョルジーニョのサポート兼チャンスメイクで大きく貢献。チームの優勝に欠かせない存在となりました。
①抜群のキープ力と長短問わない配球力
ヴェラッティ選手の特長は「抜群のキープ力と長短問わない配球力」です、ボールの置き所に上手く体を入れ、上半身を使い非常に上手くボールをキープします。また強靭な体幹とバランス感覚をを持っている為滅多に当たり負けせずスルッと躱すことが出来ます。また密集地帯でもしっかりボールを運ぶことができ、バイタルエリアまで「運ぶ」ドリブルは彼の大きな武器となっています。
また司令塔としてのビジョンも高いレベルで持ち合わせており、高いキック精度と判断力を生かした配球力は距離を選びません。スルーパスも非常に精度が高くどこからでも決定機を作れる選手です。
守備もハードワークをこなし「奪い切る守備」も十分できるファイターで、華麗な面と泥臭く激しい面を持ち合わせる二面性も彼の大きな魅力です。
②ハードワークが故に
ただ上記のようにハードワークが故に例年のように故障に悩まされています。キャリアを通してリーグ戦に30試合以上出場したのは僅か2シーズン(2011-12、2014-15)と大小関わらず故障に悩まされている印象が強いです。
特に痛かったのは昨年の11月の欧州予選。彼は膝の怪我で大事なこの2戦を欠場し、イタリアはまさかの両方ドロー。プレーオフに進むこととなってしまいました。もしかしたらヴェラッティ選手が出場していたら、、、と考えられる場面もあり非常に残念な所です。
重要であるが故の「大事な試合」に欠場することで目立ってしまう選手で、怪我には本当に気を付けていきたい所です。
③イタリアとパリを次ステージに引き上げられる存在に
現状ヴェラッティ選手はイタリア代表、そしてパリSGにとって欠かせない存在になっており、同時に「次のステージ」に引き上げられる存在であると思います。
彼のように「リズムを作る力」と「ダイナニズム」を両立している選手は両チームともおらず、イタリア代表は本選行きは勿論の事、優勝も見える位置に付ける為、パリは最大目標であるチャンピオンズリーグ優勝にヴェラッティ選手は代役不在の欠かせない存在であると言えます。その為これから佳境を迎えるにつれてコンディション面は最大限注意を払う必要はあります。
代表、クラブ共にチーム力を上げる存在となっているヴェラッティ選手。今後も怪我無く活躍する姿を見られる様、願っています。
では
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