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ウスマン・デンベレ~才能は特大ながら~【特集】

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今回はバルセロナ所属のウスマン・デンベレ選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

デンベレ選手はフランスのレンヌのユースに所属し2015-2016シーズンにプロデビュー、デュルビ・ドゥ・ラ・ブルターニュブルターニュダービー)でハットトリックを記録し一躍名を挙げると、翌シーズンにドイツのドルトムントに移籍します。

ドイツでもその特別な才能は開花し、トゥヘル監督の元ウイングやトップ下で起用されドイツカップ優勝に貢献します。しかしそのシーズンオフ、ネイマールを放出したバルセロナからの獲得の話が噂されると、デンベレ選手は練習をボイコットする等半ば強硬的に移籍を望み遺恨を残してしまいます。

結局デンベレ選手は当時世界2位の額である推定総額1億4800万€でバルセロナに移籍。デビューから僅か2年でビッグクラブ移籍を果たし若きスターの仲間入りを果たします。

しかしバルセロナでは度重なる怪我で試合を欠場、練習への遅刻を重ねて2018–2019シーズンのリーガ優勝に貢献した以外本領を発揮出来ておらず、高額の移籍金も相まって批判の対象になりがちです。ただ今シーズン、前半離脱はあったものここまでコンスタントに試合に出場。決定的な仕事も増え、その特大の才能の片鱗を見せています。

 

①圧倒的なドリブル技術と両足の精度

デンベレ選手の特長は「圧倒的なドリブル技術と両足の精度」です。スピードとドリブル技術が高く多彩なフェイントや身体能力を生かした突破が大きな武器となっており、少しでも気を抜くと一瞬で置き去りにされてしまいます。

しかしデンベレ選手はそれだけではなく「両利き」とも言えるほど逆足(本人は右といっています)の精度が良く、相手からするとパターンが読めません。またキックの種類も豊富で、ファー巻くシュート、ニアを突くシュートの精度は両足共に高いです。その為対人においては圧倒的優位に立つことができ、プレーの「後出し」が出来る稀有な選手でもあります。

 

②低い稼働率と周りとの連動性

反面その才能を阻んでいるのは低い稼働率と周りとの連動性です。

非常に怪我が多く、バルセロナでの稼働率は僅か3割程と高額の移籍金に見合った働きは今の所出来ているとは言い難いです。また本人の意識にも問題があり

・練習中にスマホを忍び込ませ「ポケモンGO」の移動距離を稼ぐ

・寝坊で何度もトレーニング遅刻を繰り返す(夜中にゲームやテレビに夢中になっているようです)

・上記遅刻の理由で仮病を使う

などプロ意識に欠けた行動が目に付きます。本人は只のゲーム好きなので憎めない所ではありますが、社会人となると話は別、規律は守って欲しい所です。

また周りとの連動性にも課題があります。特にエースであるメッシとの連動性を構築出来ないのは致命的で、彼が活きない大きな理由の一つでもあります。加入してからずっとそのような状況なので見えている絵が違うようです。

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③才能は特大ながら

このように持っている才能は特大ながら、非常に勿体ない所を持つ選手です。

上記のこともあり、試合によってはとてつもない活躍を見せながらも継続性に欠け、ここ最近はシーズンを通して活躍することが出来ていません。

メッシとプレーエリアが被る&典型的な「ソリスト」でポゼショナルプレーに適していないながら市場価格の倍以上の金額で獲得したバルセロナ側にも問題はあるものの、本人のプロ意識や周りを使う意識の欠如も見られており、真のワールドクラスになるにはまだまだ改善余地はあるでしょう。

 

エンバぺのように超ワールドクラスに上り詰めるのか、はたまたバロテッリのように未完の大器として燻ってしまうのか、デンベレ選手にとって今シーズンは大きな転機となりそうです。

 

では

 

WCCF FOOTISTA 【ランクアップ済み】【F19-3 026-R】ウスマヌ・デンベレ ★4 WC

 

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