リーグ8連勝と勢いに乗るインテルと、ローマ戦で大逆転勝利は挙げたもののキエーザを失ったユベントス。調子の差はあるもののこの試合は一発勝負、何が起こるか分かりません。
ということで先日行われたスーペルコパ、インテルvsユベントスの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するユベントスは守備4-2-1-3の4-2-3-1を採用していました。
試合は共にプレスの掛け合いになり激しい攻防が繰り広げられます。インテルは中央を抑えミスを誘うプレス、そしてユベントスはブロゾビッチを押さえながらの同サイド圧縮でボールを奪い切ることを目的としていましたが、先に主導権を得たのはインテル。
上手くレイオフ等を使いプレスを搔い潜ると、センターバックの持ち上がりでギャップを作り次々と決定機を作っていきます。しかし先制点を決めたのはユベントス、サイドに流れたモラタのクロスをマッケニーが頭で叩き込み少ないチャンスをモノにします。
しかしインテルもジェコが倒されたことでPKを獲得、ラウタロが決め即座に同点に。共に得点を取り前半を終えます。
後半
後半もベルナルデスキのシュートで始まりましたがインテルが攻勢に出ることになります。しかしこの日先発したユベントスのペリンが好セーブを披露しゴールを割らせず、更にディバラを投入し追加点を狙います。
対するインテルもサンチェス、コレアを投入し攻撃の手を緩めないものの、アルトゥール、ベンタンクールを投入したユベントスが守るゴールを割ることが出来ず、試合は延長戦に入ります。
延長
延長戦でもインテルの攻勢は変わらず、サンチェスを中心に攻撃に出ますがユベントス守備陣を崩すことが出来ません。対するユベントスもパスミスが目立ち交代選手も違いを作り出すことが出来ず、このままPK戦になろうかという延長後半アディショナルタイム、ディマルコが放ったクロスをサンドロがはじき返せず胸トラップしたボールに反応したダルミアンがカット、そのこぼれ球をサンチェスが見事に流し込み劇的なゴール。
同時に試合終了、劇的な決勝点でインテルが6度目のスーペルコパ優勝を果たしました。
総評
インテルは終始自分たちのサッカーを展開し、王者に相応しい戦いを果したと思います。インザーギ監督から目立っているセンターバックの攻め上がりも攻撃にアクセントを与え非常にソリッドな集団が出来ており、充実さが表れています。攻守の核であるブロゾビッチの代役不在が気になる所ですが、懸念点はそれぐらいでこれからもスクデット争いレースを引っ張っていく存在となってくるでしょう。
一方ユベントスはキエッリーニ、ペリンを中心とした守備は素晴らしいものがありましたが兎に角ボールが繋げません。ビルドアップの工夫も再現性は無く終始押し込まれる展開に。ベルナルデスキの突破やモラタのチャンスメイクなど明るい材料もあるものの、ビルドアップを再整備しなければ強豪相手では歯が立たないでしょう。
スコアでは僅差ながら、新監督の元での歩みが明確に表れた一戦となりました。
では
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