※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ユーシス・アルバレア」について書いていきたいと思います。
①貴族を絵に描いたような金髪イケメン
帝国最大の大貴族「四大名門」の一つアルバレア公爵家の次男で、貴族を絵に描いたような金髪イケメンの青年です。
当初は尊大な態度が目立ち(本人は自覚がないみたいです)マキアスと度々問題を起こしていましたが、その本質は帝国貴族であることに誇りを持つもののそれを傘に着さず、面倒見が良く仲間へのフォローを欠かさない仲間想いの性格をしています。
前述したようにマキアスとの関係は最悪でしたが、特別実習等を通して互いに憎まれ口を叩く「ケンカ友達」の間柄になり、境遇が似ているリィンとは「無二の友人」として互いに認め合っています。
その言動を見てもいかに貴族的な人物でありますが、母が平民であったことから家から遠ざけられて育ち、母の死後引き取られますが父ヘルムートは彼には興味を示さず、兄ルーファスに貴族としての振る舞いを教えられています。
その為ルーファスを尊敬しており、貴族の傲慢さが見られないのも彼の影響が大きかったと思われます。
因みにかなりの馬好きで、士官学校でも馬術部に所属し見事な腕前を披露しています。
②兄と対峙
初登場は「閃」で前述したようにマキアスとの関係性の変化が印象に残るキャラです。また後からⅦ組に加わったミリアムに妙に懐かれ、調子を崩されるものの何だかんだ相手にしている微笑ましい光景を見ることが出来ます。
「閃Ⅱ」ではトリスタを脱出しラウラやエマと共にレグラムに身を寄せていましたが、公爵家に見つかりヘルムートの補佐をすることになります。しかしその迷いをリィンに指摘され一騎打ちの末リィン達に合流、ケルディックの焼き討ちの件もあり自らの父を拘束し反省を促すなど精神面での成長が見て取れます。
「閃Ⅲ」ではトールズ士官学校を1年で卒業して、アルバレア公爵家の当主代行として忙しい日々を送っています。リィンとは海都オルディスで再会し、ジュノー海上要塞攻略に協力し、パーティーインすることとなります。しかしルーファス、ミリアムが敵として対立することになってしまいショックをうけますが、「黒キ聖杯」でマキアス、エリオットと共にルーファス達「鉄血の子供たち」に戦いを挑みます。ただその戦いの末ミリアムは死亡、ルーファスも戻ることなくリィンも失い、心に大きなダメージを負い敗走することになります。
「閃Ⅳ」の序盤ではやはりショックは大きく最も落胆していましたが、新Ⅶ組に叱咤され立ち直りリィンを取り戻すべく行動します。リィン奪還後は一度家に戻り「聖剣エルヴァース」を手にしてルーファスと対峙します。彼を撃破した際には一発の鉄拳制裁を加えることになります。
「後は任せて下さい…兄上。ですがその前に、1発、殴らせてもらいます…!」
その後のミリアム復活時には思わず抱き着き喜んでいる姿を見ることが出来ます。
「創」では貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)を体現する存在として各地の貴族と連携し貴族の在り方を模索しており、ストーリーではミリアムと共にリィンルートの帝都地下道で加入し、再び現れたルーファスを対峙することになります。
③優秀なクラフトとステータス
戦闘では騎士剣を使用し、高水準なステータスを生かした万能戦士としての運用が可能です。
さらにクラフトが優秀で、CPが重いものの凍結+様々な状態異常や遅延を付与する「プレシャスソード」、範囲が広く重ね掛け出来るバフ技「ノーブルオーダー」、範囲内の味方に完全物理防御を付与する「プラチナムシールド」と攻守にバランスが取れているクラフトを使えます。更に「創」では「聖剣エルヴァース」で自身を強化出来るので、パーティーの軸になりうるキャラです。
反面バランスには優れるものの爆発力に欠け、Sクラフトも威力は抑えめです。補助も強化もしつつ攻撃に立ち回れる長期戦で力を発揮するキャラであると言えます。
新作「黎の軌跡」での登場は無さそうですが、自由に動くミリアムの存在もあり音声だけの出演もあるかもしれません。
では
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