※ネタばれ有
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」の「アヤナミレイ 綾波レイ」について書いていきたいと思います。
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①様々な事を学ぶ前半の「主人公」
前作「Q」で操縦する機体を失い、シンジとアスカと共にヴィレの下部組織KREDITが援助する「第3村」で「人間としての」暮らしをすることになります。
慣れない田植えや収穫などの農作業、村人やトウジ、ヒカリとその娘ツバメとの交流を通し様々な事を学んでいきます。「Q」では興味すら持たなかった本にも興味を持つようになります。
そして次第に自我と「願い」を抱くようになり。絶望していたシンジに声をかけ続け彼が立ち直る大きなきっかけとなっていきます。
「碇君が、好きだから」
様々な事を通し成長し続ける彼女は、間違いなく前半の「主人公」とも言える存在だったと言えます。
②シンジを後押しした最期
しかし元々ネルフでしか生きられない彼女の体は限界を迎えており、本人もそれに気づいており世話になった鈴原宅に手紙を残しシンジの元へ向かいます。
そして最期に村でもっと過ごしたかったこと、そしてシンジへの想いを告げLCLへと変化し死亡します。彼女の死はシンジに大きな衝撃を与えましたが、自身が抱え込む自己嫌悪やトラウマを払拭させ、彼に父との決着を決意させた大きな存在となりました。
アスカ曰くアヤナミタイプは基本的にシンジに好意を抱くように設計されていると説明されましたが彼女はむしろそれを受け入れ、歪な命を持って仕組まれ作られた存在であろうと「人間らしく」学び、人と交わり最期を迎えられたのは彼女の本望であったのかも知れません。
「おやすみ」
「おはよう」
「ありがとう」
「さよなら」
③バトンタッチ
その後シンジがマリとゲンドウとの決着を付ける為にマイナス宇宙を進んでいると、彼に呼応する形で「破」時点のレイと逢う事が出来ました。
「破」でのレイはシンジの覚醒した初号機に助けられた描写がありましたが、実は初号機のコアに同化したまま残っていました。そして彼女はシンジに「破」でエヴァに乗せてしまった事を詫び、それでも乗りたいと言ったシンジの背中を押す為に「お願い」とバトンタッチします。
「そう、わかった。碇君、ありがとう」
「シンジに戦って欲しくない」と頑なに願い、長い時間初号機を守り続けたレイは正に「破」の時のポカ波さんで、その健気さと純粋さに心打たれます。
因みに14年もの間初号機に残っていたので髪の毛が伸び放題になっており、ショートカットの印象が定着していた為大きなギャップを感じました。しかし今ではそれはそれで良いとして評価は軒並み好評です。
エンディングではカヲルと「何故か」二人でおり、イラストでは彼と子供シンジと仲睦まじく過ごしているものが公式で発表され、双方のファンを発狂させています。
では
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