※ネタばれ有
今回は新世紀エヴァンゲリオンの登場キャラを、アニメ&旧劇場版・新劇場版・漫画に分けて書いていきたいと思います。各媒体少しずつ違うのも興味深いです。
2回目は「綾波レイ」です。
①知らないヒロイン
各媒体を通じて無口で無感情なキャラではありますが、アニメ&旧劇場版では最終的には母(ユイ)と同様シンジを導く役割となっています。絡みは限定的なものの印象深いものが多く雑巾を絞るシーン、ラミエル、アルミサエル戦は特に人気回及び衝撃回となっています。
ゲンドウにのみ心を開いている節があり、序盤は笑顔ですら彼にしか見せていません。人付き合いは無いに等しく彼ら以外の絡みや親密度は極端に低くリツコ、アスカからは憎悪すら抱かれています。
この「感情の表現の仕方を知らない」は今後王道ヒロイン像にもなっていきます。
「ありがとう。感謝の言葉。初めての言葉。あの人にも言った事なかったのに」
②涙
漫画版ではアニメに準拠していますが印象はうすれた感はあります。特に最終盤ではアスカが復活&健在の為、役割は一緒ながら存在感は分担されています。しかしキャラの掘り下げはアニメ版より深くされており特に「涙」の回は変わっていくレイの心情を明確に表現されています。
渚カヲルの登場が早かったことにより自分の存在に向き合う機会も増え描写もされていますが他キャラとの絡みは更に減っており、特にアスカ、ミサトなどはほとんど絡みがないです。狭く深く描かれている綾波レイだと言えます。
③黒波は何処に向かうか
新劇場版では一転非常に人間的な一面を見ることが出来ます。特に「破」ではゲンドウとシンジの仲を取り持とうとするなど過去作では見られないであろう行動を起こしており、ある意味最もヒロインしている綾波レイと言えます。(通称ポカ波さん)
またナチュラル小悪魔要素もあり、シンジに対しては特に効果抜群です。
「今はまだ秘密。もう少し上手くなったら話す。」
しかしQでは完全にリセットされ絶望感のある世界に一役買っています。ここまで上げておいて一気に突き落とすインパクトは半端ないです。(通称黒波さん)
最終的に何気にアスカ、シンジに付いていっていますが、何処に向かいどういった変化が起こるのでしょうか。再びポカ波さんを見たい気持ちはありますが、、、。
では
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