うっすら雪が積もるピッチ、慎重なボール扱いが求められそうです。
ということで先日行われたCL準々決勝2ndレグ、マンチェスターシティvsパリSGの感想です。
1stレグの結果はコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
①絶妙なフィードからのこぼれ球
シティは1stレグと同様4-4-2でリスク管理をした布陣、エンバぺを怪我で欠いたパリは4-3-3でトップはイカルディを起用していました。
試合はシティはボールを保持しながらも守る攻め方をしており、2点が欲しいパリをあざ笑うかのようなパス回しを行っていきます。対するパリもネイマールを中心に攻めていきたい所ですが、3バックでビルドアップからの展開が上手く行かず、効果的な縦パスを入れることは出来ません。
そんな中エデルソンの絶妙なフィードからのこぼれ球をマフレズが押し込みシティが先制します。攻めていきたいパリですが、ディアロが幅を取れない左サイドの攻撃が停滞しそのまま前半は終了、ハンドの誤審も続きややピリついたムードで折り返します。
②初のチャンピオンズリーグ決勝進出
後半パリは左サイドの攻撃に幅を持たせ攻勢に出て、ネイマールのドリブルを中心にシティゴールを攻め立てます。しかしそこに立ち塞がったのはルベン・ディアスを中心としたシティ守備陣、水際でのクリアもあり得点を許しません。
またパリはビルドアップが後ろに重く、無駄なひと手間をかけて攻めておりスピード感が無い状況で攻撃を進めていってしまいます。
するとカウンターからフォーデンのマイナスのクロスをマフレズがきっちり決めシティが突き放しにかかります。後が無くなったパリですが、直後にディ・マリアが報復行為で一発退場。流石にそこから2点を返す力も無く、シティが初のチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしました。
③是非「らしい」サッカーで勝利を
シティは1stレグでのリードもありリスク管理を徹底した布陣を取ってきましたが、エンバぺを欠くパリの攻撃にライン間を何度も取られるなど、守備陣の奮闘とパリの攻撃の機能不全(ほぼ自滅)が無かったら正直危ない所でした。
チームは初となる決勝ですが、是非「らしい」サッカーで勝利を求めていって欲しい気持ちはあります。
一方パリは左の幅が無かったことと、ビルドアップの機能不全でパスコースが塞がり無駄なパスを通してしまう等、攻撃の細部の突き詰めが足りない印象が強いです。
結果ネイマールのドリブル頼みになってしまい、ディ・マリア退場後はすっかり孤立。2季連続の決勝進出とはなりませんでした。途中就任とはいえ攻撃の型を作れていないポチェッティーノ監督は今後もやや不安な所です。
初の決勝進出を果たしたシティ。悲願のチャンピオンズリーグ優勝まであと一つです。
では
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