今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 3-2 DeNA ○ガンケル 3勝 スアレス 1勝1S
11勝 4敗 0分 65得点 35失点 1位
①「ドン引き」場外弾
阪神先発は2戦投げながら未だ勝利がない藤浪投手ですが、初回DeNA先発濱口投手からマルテ選手が久しぶりのタイムリーツーベース、そして大山選手の犠牲フライ、そして山本選手の押し出し四球で3点を先制します。
藤浪投手は初回2アウト2,3塁、3回2アウト満塁のピンチを招きますが、共に苦手な宮崎選手を三振に取り無失点で乗り切りきります。
その後両投手共に0を積み重ねますが、6回DeNA国吉投手に交代してから打線が大爆発。佐藤輝選手の「ドン引き」(藤浪投手談)した場外ホームランを皮切りに、近本、マルテ、大山、サンズ選手のタイムリーで一挙6点を奪い試合を決めにかかります。
藤浪投手は7回に関根選手から2ランを打たれるも7回2失点の好投で今季初勝利。DeNA初戦は完勝した形となりました。
ただ糸原選手が途中交代、木浪選手が1イニング2エラーと不安を残す試合となりました。
②安定感抜群の投球
阪神先発は安定感抜群の投球を続ける青柳投手。DeNA先発上茶谷投手の好投もあり、序盤は投手戦の様相になります。均衡を崩したのは阪神、前日の途中交代も軽症で本日もレギュラーに名を連ねた糸原選手のツーベースからチャンスを作り、大山選手のタイムリーヒットで先制点を挙げます。
先発青柳投手は変わらず安定感のある投球を披露し試合を引き締めるも、上茶谷投手も好投を続け追加点が生まれない状況が続きます。すると7回青柳投手が2アウト1,3塁のピンチを招きますが、戸柱選手の当たりを見事中野選手が捕球し点を与えません。
青柳投手はここで交代、7回120球無失点と好投しマウンドを降ります。
打線は9回サンズ選手の2ラン、そして中野選手のフィルダースチョイスで追加点を挙げ、投手も継投の岩崎、スアレス投手がしっかりと抑えDeNA戦2連勝を果たしました。
青柳投手の充実っぷりと初スタメンで遊撃手についた中野選手の好プレーが目立った試合でした。
③ルーキーの台頭
阪神先発は3連勝を狙うガンケル投手。初回いきなり阪神は連続ヒットを打ち1アウト2,3塁のチャンスを作ると大山選手の当たりを大和選手がまさかのエラー。2点を先制します。
初回から援護を得たガンケル投手は、丁寧ではあるものの勝負どころでは荒々しく三振を取っていく投球でアウトを積み重ねると、4回この日2試合連続スタメンに名を連ねた中野選手のタイムリーヒットで追加点を挙げます。
ガンケル投手はその裏牧選手にポール直撃弾を浴びますが7回途中1失点の好投でマウンドを降ります。
しかしここからDeNAの反撃が始まります。8回に3番手の岩崎選手が佐野選手にタイムリーを浴び1点差にされるも、宮崎選手をダブルプレーに取りピンチを脱すると最後はスアレス投手がきっちり締め試合終了。3連勝と最高の形で3連戦を終えることとなりました。
スタメン2試合どちらも大活躍と台頭してきた中野選手、そしてガンケル投手の試合を作る安定感が際立つ、素晴らしい試合となりました。
総評
得意であるハマスタで見事に3連勝と勢いを更に強めた形になったと思われます。特に際立ったのはルーキー中野選手でスタメン2試合で早くも存在感を発揮、3戦目では猛打賞でヒーローインタビューを受ける等勢いが止まりません。
こういったルーキーの活躍は他選手の良い刺激になる為、非常にありがたいことです。立場を奪われた形になった木浪選手の奮起に期待したいです。
投手陣は正に盤石の状態です。3試合とも全て先発投手はQSを達成されていて怖いくらい上手く運用されています。先発陣が大崩れしないのは安定感が段違いなので、今後も期待したい所です。
次は広島戦で、初戦は「天敵」森下投手。今は手に負えない無双状態なので何とか崩していきたい所です。
では
|
ニューエラ(NEW ERA) 9FORTY NPBクラシック 阪神タイガース ブラック/チームカラー 12490412
|