きちのうすめ雑記

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ワールドカップ予選ヒストリー ~2014年 ポルトガル代表 ~【サッカー】

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今回はワールドカップ予選ヒストリーを書いていきたいと思います。

9回目は「2014年 ポルトガル代表」です。

 

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Getty Images

主な選手&布陣

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ポルトガルを知り尽くす監督

2012年カルロス・ケイロスの後釜として就任したパウロ・ベント監督はユーロ2012ではドイツ、デンマーク、オランダが同居する「死の組」を2位で突破し、最終的には準決勝でスペイン代表にPKの末敗戦しますが、その戦いぶりに2014年W杯に向けて期待の声は大きかったです。

特にパウロ・ベント監督の手腕はエースのクリスティアーノ・ロナウドを始め多くの選手達にその指導法やマネジメントを支持され、代表を取り巻く状況は良好でした。

現役時代にはスポルティングベンフィカでプレーし、監督としてユースやスポルティングを指揮しポルトガルカップを2年連続で制する等、若くして「ポルトガルを知り尽くす監督」として実績を積んでいたのが大きかったと思われます。

 

②苦しむカウンターサッカー

しかしロシア、イスラエルと同居した予選でポルトガル代表は苦しみます。3節のロシアに敗北すると、ホーム&アウェイでイスラエルにドローを喫しライバルに勝ち切れないでいると、順調に勝ち星を重ねるロシアに後塵を許し2位でプレーオフに回ることになります。

その要因はやはりパウロ・ベント監督が行うカウンターサッカーが要員でした。どちらかと言うと守備を固められることが多い中、攻めあぐねる場面が多発。打開策がロナウドの決定力と「個」のスーパープレイに頼らざるを得なくなり、攻撃の型の無さが露呈された形になりました。また毎回のように予選で躓く(2010W杯、2012ユーロもプレーオフ)為、メンタル面の問題も指摘されていました。

運命のプレーオフの相手は、あのイブラヒモビッチを中心としたスウェーデン代表に決まりました。

kichitan.hatenablog.com

 

③エースが出場権をもたらせる

そしてプレーオフの激闘が始まり、ホームで行われた1戦目はクリスティアーノ・ロナウドのダイビングヘッドで決勝点で勝利を挙げると、2戦目は壮絶な打ち合いを演じW杯予選史上最高峰の戦いを繰り広げました。

まず前半はお互いエースにボールを集めチャンスを作りますが、得点には至らずスコアレスで終わります。

そして怒涛の展開になったのは後半で、まずロナウドモウチーニョのパスから抜け出し先制点を奪い、ポルトガルが一気に優勢になります。しかしそこで黙っていないのはスウェーデンのエースイブラヒモビッチ、CKから反撃の1点を奪うと直接FKから逆転のゴールを奪います。スウェーデンアウェーゴールを奪われているためあと1点が必要で、一気に攻勢に出ます。

しかしそれに牙をむいたのはポルトガルの「カウンター」と「エースロナウド」でした。中盤でボールを奪うと前掛かりになったスウェーデン陣内に一気にボールを送り込み、ロナウドに繋げるフィニッシュで瞬く間に2点を奪い取り勝負を決めました。

プレーオフで計4点とロナウドはその圧倒的な勝負強さを見せつけました。

一方2得点を挙げながらも出場間際で希望を絶たれたイブラヒモビッチは、ポルトガルの強さを認めながらも、

「ただ一つ確かなことは、俺のいないワールドカップなんて見る価値がないということだ。」と悔しさを露わにしています。

 

確かにこの時期のポルドガル代表はやや隙が多く、「ロナウド個人軍」と言っても差支えの無い集団でしたが(本選では得失点差でグループリーグ敗退を喫しています)、若い力を取り入れ団結力の上がった2年後に、花を咲かせることとなりました。

 

では

 

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