共に苦しいシーズンを送っている両チームのノースロンドンダービー。勝利して少しでも勢いに乗ることが出来るかどうか注目です。
ということで先日行われたアーセナルvsトッテナムの感想です。
前回の戦いはコチラ↓↓
両チームのスタメン
アーセナル
GK:レノ
DF:セドリック、ダビド・ルイス、マガリャンイス、ティアニー
MF:サカ、トーマス、ウーデゴール、ジャカ、スミス・ロウ
FW:ラカゼット
GK:ロリス
DF:ドハーティ、ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイデルト、レギロン
MF:ベイル、ホイビュア、ルーカス、エンドンベレ、ソン・フンミン
FW:ケイン
ウーデゴール(前44)ラカゼット(後19)、ラメラ(前33)
①止めようのない「ゴラッソ」
アーセナルはオーバメヤンが規律違反でスタメンを外され、代わりにスミス・ロウが左に起用し、ホイビュアを常に一人がコースを切る4-4-1-1で守備をしていました。一方トッテナムは両ボランチを押さえながら中央をしっかり閉じる4-4-1-1でカウンターを狙っていました。
試合はアーセナルがスミス・ロウの動き出しをアクセントとしたサイドの揺さぶりでチャンスを作り出しますが、トッテナムも水際で食い止めます。
すると19分ソンが負傷交代しラメラが投入されると、そのラメラがサイドチェンジの落としを見事なラボーナでゴール。正に止めようのない「ゴラッソ」でトッテナムが先制します。
そのまま前半が終わると思いましたが、ティアニーの突破からの折り返しをウーデゴールがゴールし、同点で前半を終えます。
②ホームでリベンジ
後半アーセナルは負傷のサカをペペに交代しますが、試合に入りきれず右サイドが停滞してしまいます。しかしそのペペのスルーパスによりラカゼットがペナルティエリアで倒されPK、ラカゼットがしっかり決めアーセナルが逆転します。
追いつきたいトッテナムは交代したデレ・アリ、ラメラ、ケインを中央に飛び込ませるクロス戦術でアーセナルを押し込みますが、ラメラが2枚目のイエローカードで退場。その後何故かアーセナルがバタつきを見せトッテナムが猛攻を見せるも、水際で押さえ(特にマガリャンイスのクリアは値千金でした)アーセナルがホームでリベンジした形となりました。
③共に弱さを露呈
アーセナルは前回の敗戦のリベンジを果たす形となりましたが、退場者が出て数的優位になった所からの機能不全がいただけません。ケインのFKがポストに当たるなどの幸運が無ければ逆転されてもおかしくなく、もう少し締まった試合が出来なければ今後も苦しむと思われます。
一方ラメラ退場後の猛攻は評価できるものの、トッテナムは好調ベイルを前残りにさせた所を見事突かれ同点に追いつかれたり、低いブロックの裏にボールを通されPKを与える等、弱点を見事アーセナルに露呈させられる結果となりました。特にブロックの低さはかなり現行ルールでは不利になりやすい(PKを与えやすい)のでモウリーニョ監督は再考する必要があると思います。
全体的には面白かったものの、共に弱さを露呈したやや残念な試合でした。終盤に向けてのギアをどのようにかけていくのか、両チームの今後の戦い、修正に注目していきたいです。
では
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