初戦はホームで1-4の大敗、それでも見たいと思わせてくれるのがバルサとメッシの魅力なんでしょうね。
ということで今回はパリSGvsバルセロナについて書いていきたいと思います。
1stレグの感想はコチラ↓↓
両チームのスタメン
GK:ナバス
DF:フロレンツィ、マルキーニョス、キンペンべ、クルザワ
MF:ゲイエ、パレデス、ヴェラッティ
FW:ドラグスラー、イカルディ、エンバぺ
バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン
DF:ミンゲサ、デ・ヨング、ラングレ
MF:デスト、ブスケッツ、ペドリ、ジョルディ・アルバ
FW:メッシ、グリーズマン、デンベレ
エンバぺ(前30)、メッシ(前37)
①歴戦の猛者
バルセロナは新機軸とも言える3-5-2で両ウイングバックの攻撃を生かす戦術で、一方のパリは4-3-3でエンバぺを生かすカウンター戦術を採っていました。
試合はブスケッツ、デヨングがボールを運び効果的にサイドに振っていき、一方的なバルセロナペースになります。パリは彼らを押さえる役割が曖昧で(特にイカルディの守備の役割)サイドバック裏を悉く突かれ完全に主導権を持たれる形になります。
ただバルセロナはデンベレの裏抜けが要所で光るものの、守護神ナバスのセーブもあり得点には至りません。するとイカルディがラングレに倒されたとしてPKを獲得、エンバぺが決めパリが先制します。
バルセロナは警告をエンバぺに苦戦し警告も貰っていたミンゲサをフィルポに交代します。
何としても得点が欲しいバルセロナですが、ここでエースが見せてくれます。メッシのスーパーミドルが飛び出してバルサが同点に追いつきます。エースの奮闘(その後の守備の激しさも含む)勢いを増したバルサは更にPKを獲得しますが、そこに立ちはだかったのは「歴戦の猛者」ナバス、メッシのシュートを見事止め追加点を挙げさせません。
②奇跡の再現はならず
後半パリは警告を貰ったクルザワをディアロに交代してリスク管理をしていきます。点がどうしても欲しいバルサですが、右の幅を取っていたデストを左利きでハーフスペースで生きるトリンカオに交代したことによりうまく幅を取れない状況が続き(フィルポも左利きです)、攻撃が停滞してしまいます。
その後3枚替えを敢行するものの時すでに遅しそのまま引き分けで終わり、奇跡の再現はなりませんでした。
③お決まりの如く
クーマン監督ですがやはり采配で局面を打開する術は乏しいです。特にしっかりサイドで幅を取れていたデスト→トリンカオ(そのまま右サイドの幅取り役へ)の交代はかなり残念に感じました。そしてお決まりの如く攻撃的なタレントの大量投入。気持ち的に盛り上がった前半とは真逆の状態になってしまいました。
ただデンベレをシンプルにプレーさせ効果的に使おうとしている(ただまだ連動性は微妙、、、)のと試合開始時の初期配置は選手の良さを生かす采配で素晴らしかったと思います。
一方パリは割り切った戦術で引き分けに持ち込み、ベスト8に進んでいたと思います。サイドバックの守備の質や最後までブスケッツ、デヨングを押さえきれていなかったのは気になりますが、まずは一歩先に進めたと言えるでしょう。
では
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