※ネタばれ有
今回は「英雄伝説 創の軌跡」について書いていきたいと思います。
【本編クリア時】プレイ時間67時間 レベル153
【追加ストーリークリア時】プレイ時間93時間 レベル193
①零・碧、閃の完結編
今作は「零・碧、閃の完結編」とも言える作品です。
・クロスベルの再独立を巡るロイド達「特務支援課」とその仲間たちの戦い
・帝国を揺るがす事件に挑む「新旧Ⅶ組」
・二人の元殺し屋と人形を連れた謎の人物「C」
が個別の物語を進めていく「クロスストーリー」で絡んでいきます。
そんな目玉の一つであったクロスストーリーシステムですが個人的にはやや物足りない感はありました。お互い別行動をとることも多くほぼ一本道なので、クロスさせる必要は果たしてあるのかと思います。
初めて取り入れたシステムであり、次作も同システムが取り入れられそうなので、もう少しお互いの行動が影響させるものであれば面白いかなとは思います。
②「C」のストーリーの素晴らしさ
特に「C」のストーリーの出来は素晴らしく、このシリーズから登場するスウィン、ナーディア、ラピスのキャラの深堀りを上手くやりつつも最終的に「C」の変化に繋げるストーリーは、長くないものの非常に纏まりがよく感動できる内容でした。
ややロイド、リィンのストーリーがやや食傷気味だった(新規プレイヤー向けだとは思いますが、、、)ので「C」ルートの新鮮さが印象に残ったのもあったのかも知れません。
最終的にはあ~っとなる人物が登場し3人の前に立ち塞がるのもプラスポイントです。
③キャラクター多すぎ問題
ただとにかく6作品分のキャラがどんどん出てくるので、「キャラクター多すぎ問題」は常にあったのは事実です。デザインも似ているため「誰だっけ?」って思うこともしばしばで、特に零、碧、閃Ⅰ、Ⅱのサブキャラは思い出すのは苦労しました。
それはそれで楽しかったのですが、流石に最終決戦で一人に対して大人数(約40人)で挑むさまは違和感を感じざるを得ませんでした。集団リンチ、、、。
この問題は夢幻回廊でも有り、装備やクオーツの付け替えにも一苦労します。特にミッションをクリアするために頻繁にメンバーを変えるので、とにかく面倒くさいです。
しかしゲームとしてはサブストーリーや試練、ミニゲームなどやり込み要素は満載で、戦闘バランスも良くファンディスクとしては素晴らしいゲームでした。
次は印象に残ったキャラについて書いていきたいと思います。
では