全世界のサッカーファンが驚いたことでしょう。バルセロナの「生きる伝説」、リオネル・メッシ選手がクラブに退団の意思表示を出したことが発表されました。
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①遂に堪忍の尾が切れる
以前からクラブに対する不信感を幾度となく表してきたメッシ選手ですが、遂に堪忍の尾が切れる形となってしまいました。しかしここまで至った経緯から考えるとなるべくしてなったと言っても不思議ではありません。
・チャンピオンズリーグ敗退後のバルトロメオ会長の責任転嫁発言
・スアレス、アルバ、ブスケッツ、ビダルなど盟友への退団通告&その扱い
・首脳陣の「特別扱い選手」発言
などがきっかけになったと思います。またクーマン監督就任時の記事に書きましたがそのきな臭さを最も感じていたのが選手側で、代表格のメッシ選手が直接行動することとなったと思います。 選手側からすると非常に可哀そうな状況です。
②クラブが混迷
クラブ側からすると世界最高の選手がクラブを見切って去るとイメージダウンは避けられない&自分たちの立場が危うくなるのでメッシ選手の契約を盾にしての慰留を試みています。しかしメッシ側は今シーズンを「異例のシーズン」として契約の破棄を求めています。
その騒動を受けバルセロナではデモが起こり、バルトロメオ会長の退陣要求が行われています。すでに不信任案が出ているという情報もありクラブ側は対応に追われています。シーズン直前でこの騒動。いかにクラブが混迷しているのかがわかります。
③プレースタイルを熟知
仮にメッシ選手が退団となると新天地は何処になるかが気になります。
有力なのはシティ、インテル、パリSGとも言われていますが個人的にはシティが一番「無難」であると思います。
メッシ選手は独特のプレースタイルをしており、チームの戦い方を一から変える必要性があります。そんな中プレースタイルを熟知するグアルディオラ監督の存在は大きく上手くチームに溶け込めさせることは出来ると思います。
一方インテルのコンテ監督は高い運動量を必要とする戦術を取っておりメッシ選手がフィットするとは想像出来ませんし、トゥヘル監督はネイマール選手&エンバぺ選手でお腹一杯でしょう。
バルセロナ残留はバルトロメオ会長の退陣が絶対条件だと思われます。
切なすぎるバルセロナとメッシ選手の決別。その行く末に注目していきたいです。
では