今回はバロンドール受賞者であり、現在「世界最高」の選手であるリオネル・メッシ選手について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、3回に分けて書いていきます。
最後はキャプテン就任(2018-2019)~現在です。
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kichitan.hatenablog.com最終回はキャプテン就任(2018-2019)~現在までです。
①熟練の極み
現在のメッシのプレースタイルはとにかく「無駄」が無いです。
試合が開始してから少し経つとよくわからないポジショニングをとって「試合から消える」場面がよく見られます。所謂「観察時間」で、相手の急所や自分がいて生かせる場所を定めゲームプランを決めます。そして得意なペナルティエリア前やや右サイド寄りの場所を中心にプレーします。
ドリブル、パス、シュート共に世界最高レベルなのは今も変わらず、ドリブルはむしろ精度が上がっている印象すら与えます。
守備はほとんど参加しませんが時折見せる前プレスは効果抜群で決して下手なわけではありません。体力温存の為あえてしていない印象はあります。
今のメッシ選手は出来ないことをせず、出来ることの精度を極限まで高めている感じがします。正に「熟練の極み」に達したと言えます。
②キャプテンとして
また近年目立つのは責任感のある発言が多くなっていることです。キャプテンに就任&クラブを知り尽くしていることもあり、口数は少ないものの言わなければいけない場面でしっかりと自分の発言を述べています。
その影響力は大きく時にクラブを揺るがすことにもなりますが、中心選手としての自覚と責任を感じているのが十分理解できます。
③新たなる進化
今後ベテランとなり俊敏性、スタミナなどの衰えが見られることになると思いますが徐々にプレーエリアが後ろに下がっていくだろうと思います。
キープ力が高く視野も広い、パスセンスが抜群とパサーに求められる全てが備わっていますので十分こなせると思います。
所謂「レジスタ」の役割ですが今の守備の強度を考えるとやはり支えてくれるパートナーは不可欠であると思います。しかし環境が整えば低い位置からでもゲームの局面を変えれる素晴らしいゲームメイクを見せてくれると思います。
私にとってメッシ選手を見れる時代に生まれたのは本当に幸運だと思います。今後どのような「奇跡」を見せてもらえるのでしょうか。
では