アタランタ相手では3点リードでも油断できないです。
両チームのスタメン
GK:ゴッリーニ
DF:トロイ、ジムシティ、パロミノ
MF:ハテブール、デ・ローン、フロイラー、ゴセンス
FW:アレハンドロ・ゴメス、サパタ、マリノフスキー
ラツィオ
GK:ストラコシャ
DF:パトリック、アチェルビ、ラドゥ
MF:ラザッリ、ミリンコビッチ=サビッチ、カタルディ、ルイス・アルベルト、ジョニー
FW:ホアキン・コレア、インモービレ
ゴセンス(前38)マリノフスキー(後21)パロミノ(後35)、OG(前5)ミリンコビッチ=サビッチ(前11)
①落とせないラツィオ
スクデット獲得の為絶対に落とせないラツィオは、中盤のパスをシンプルに繋ぎアタランタの弱点である3CBの脇を突いていきます。それが上手く機能し前半早々に2点をリード、ややパスミスが多いアタランタに対して試合を優勢を進めていきます。
一方アタランタも「パプ」ゴメスを中心に徐々にボールを落ち着かせます。ラツィオが5-3-2のブロック守備を敷いてきたことで比較的ボールを回すことが出来リズムを作るとゴセンスが反撃の狼煙を上げる一発をたたき込み前半を終えます。
②マリノフスキーの左
後半アタランタは攻勢に出ます。サイドチェンジや早いパス回しで3センターを振り回すと空いたアンカー脇をどんどん突いていきます。そしてマリノフスキーの左が炸裂、振出しに戻します。同点に追いつかれたラツィオも攻勢に出ようとしますが、カイセドが起点になり切れず後ろの押上げが出来ませんでした。結局インモービレの個人技頼みになり単発な攻撃になります。
そしてセットプレーでアタランタが勝ち越し見事逆転勝利。敗れたラツィオは痛すぎる敗戦となってしまいました。
③弱みが露呈
ユベントスとのスクデット争いを演じているラツィオにとって、この逆転負けはかなり痛いものとなってしまいました。何より弱みであったセカンドプランの乏しさ、戦士層の薄さが露呈してしまっています。この試合でもカタルディが負傷退場してしまうなど今後に向けて不安を残す結果となりました。
アタランタのサッカーはやはり魅力的です。「とられたら取り返す、倍返しだ。」ともいわんばかり逆転勝利をたぐりよせました。スクデットは難しいとは言えチャンピオンズリーグも残っていますし今後も楽しみなチームです。
では