ついに中断していた欧州リーグが再開します。その中で注目チームを主要リーグから取り上げていきたいと思います。
中断前までの成績
25試合 14勝 6分 5敗 勝ち点48 70得点 34失点 4位
①欧州を席巻する攻撃サッカー
1試合平均2.8点、リーグ断トツの総得点を誇る得点力。アタランタの攻撃サッカーは今シーズンも猛威を振るっています。今シーズンは更に洗練された感がありCLでも爆発。バレンシアを合計スコア8-4で粉砕するなど、欧州でも特大のインパクトを与えています。リーグ戦では何と7得点を3度記録しています。
その中心はアレハンドロ・ゴメス、イリチッチの1,5列目のタレントですが左ウイングバックのゴセンスが7得点を挙げる等、どこからでも得点を取れる形を持っており非常に驚異的です。常にゴール前に選手がなだれ込む様なサッカーはエンタメ性、迫力共に抜群です。
②独特なマンツーマン戦術
またガスペリー二監督が志向する独特のマンツーマン戦術も大きな特徴です。スペースを最大活用しようとする近年のサッカーの風潮ではなく、あくまで対人をベースとしたマンマーク戦術を取り非常にアグレッシブかつ洗練されたサッカーを見ることが出来ます。
また異常とも言える運動量を求められるため、戦術にマッチしたタレントを確保したフロント陣、戦術を落とし込んだコーチ陣の働きも特筆に値します。
③安定感の乏しさ
反面その攻撃性は抑えられた時の脆さも見せておりう、大量得点を奪われ大敗することも少なくはありません。特に押し込まれた時は非常に脆く、マークを悉く外され大敗したシティ戦などは主な例です。
やはり強豪相手に求められるのはこの安定感の乏しさを補うゲームのコントロールでしょう。しかし現状プレーの強弱を付けられるプレーメーカーがいない為致し方がない部分は多いと思います。
清々しい程の攻撃サッカーで欧州を席巻するアタランタ。再開後も楽しみです。
では