ヱヴァンゲリヲン新劇場版序～リビルド版～【エヴァ】

※ネタばれ有

今回は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版序」について書いていきたいと思います。

①リビルド版

今作はTV版の「リビルド（再構築）版」として発表されました。しかし実際今作は細かい所の設定の違いはあるもののTV版１話から６話までをリメイクした形となっています。ただ当時最新の映像技術を用いており、非常に綺麗で滑らかな映像で鑑賞することが出来ます。特に第三新東京市の描写は素晴らしいです。

またアスカは登場しなかったものの「綾波レイ」を再び見れると胸を躍らせたファンの方も多かったと思います。

②TV版と違う点

TV版との大きな違いはまず全ての海が真っ赤です。セカンドインパクトの影響なのですがTV版では南極大陸付近に留まっているにも関わらず、今作は地球全域に広がっています。規模の設定が大きく違っているものだと予想されます。ちなみにシンジたちは青い海を知りません。

TV版のガギエル戦のリメイクは楽しみだったのですが差し替えられてしまいました。

続編では「本来の」青い海に戻そうとする研究所が登場します。

次にリリスの認識です。

TV版ではその存在を知る人の多くが「アダム」と誤認されていて明かされるのは２４話とかなり終盤です。しかし劇場版では皆リリスであると認識しており、扱いも若干違います。

③第6の使徒

個人的には序の一番の見所だと思っています。TV版では終始正八面体の形を保っていますが、今作では見事に変形しまくります。また演出も素晴らしく正に「決戦」であることがひしひしと伝わります。加粒子砲も真っすぐの範囲でしか発射出来ない仕様が３６０度に変化する等、強化されています。まさに「要塞」です。

倒され方はTV版とはそれほど変わりはありませんが不気味な奇声を発しています。

レイの笑顔を含め印象に残るシーンが多いので人気のある使徒だと個人的には思います。

では

きちのうすめ雑記