※ネタばれ有
今回は新世紀エヴァンゲリオンの兵器「エヴァンゲリオン弐号機（２号機）」について書いていきたいと思います。
①本物のエヴァンゲリオン
零号機、初号機に次ぐ三体目のエヴァンゲリオンで、初の「実戦用」機体です。
パイロットのアスカ曰く、「違うのはカラーリングだけじゃないわ。所詮、零号機と初号機は、開発過程のプロトタイプとテストタイプ。訓練無しのあなたなんかにいきなりシンクロするのがそのいい証拠よ。けどこの弐号機は違うわ。これこそ実戦用に作られた、世界初の本物のエヴァンゲリオンなのよ。正式タイプのね」
胴体のカラーリングはレッドで、アスカのプラグスーツのカラーに合わさっています。（2号機以降はプラグスーツが機体色に合ったデザインになっています）頭部は四眼でフルパワー時にはむき出しになり眼光が光ります。
実戦向きとのことで兵装は充実しており、プログレッシブナイフはカッター型（替刃を使える事が出来る）でニードル発射機構を肩に搭載、他にもロケットランチャー、ソニックグレイブ、スマッシュホーク、サンダースピア（新劇場版）、超電磁洋弓銃（新劇場版）、薙刀（新劇場版）など多彩な武器を使うことが出来ます。（アスカの訓練もあったとは思います）
劇中ではその戦闘能力に見合った活躍をしており、ガギエル（撃破補助）、イスラフェル（初号機と合同）、サンダルフォン撃破に直接関与、3機ではマトリエル、サハクイエル撃破を達成しています。新劇場版でもアクロバティックな動きを見せ、第7の使徒を単独撃破します。
②蹂躙
しかし「バルディエル」には一瞬にして沈黙させられ、背水の陣で挑んだ「ゼルエル」戦では両腕、首を切断され屈辱的な敗北を喫します。そのことでアスカのプライドはズタズタになり、「アラエル」戦で精神を丸裸にされレイに助けられたことでアスカが完全に精神が崩壊。弐号機もそれに応じるように起動しなくなります。
終盤ではカヲルの手駒として初号機と対峙するなど（漫画版ではカヲルが搭乗し使徒「アルミサエル」と戦っています。）やや不遇な扱いを受けていましたが、旧劇場版「Air」にてアスカと共に復活、国連軍、エヴァ量産機相手に大立ち回りを演じます。
その時初めてアスカは弐号機に母「惣流・キョウコ・ツェッペリン」の魂が宿っていることを認識します。
「私を護ってくれてる！私を見てくれてる！ずっとずっと、一緒だったのね！ママ！！」
しかし活動限界寸前でエヴァ量産機の「ロンギヌスの槍」が頭部を貫き沈黙。身体を蹂躙され最後は槍の集中攻撃で完全に沈黙。見るも無残な姿で人類補完計画を迎えることとなりました。
③ザ・ビースト
新劇場版では頭部に小さなツノが追加され、カラーリングも白地が多くなりました。中盤まではアスカが搭乗し戦果を挙げていましたが、アスカの離脱や＆封印（1国のエヴァ保有数確保）もあり出番が無くなると思われましたが、第10の使徒戦でマリが搭乗し再登場。隠された形態「ザ・ビースト」を解放し、獣の如くATフィールドを食い破っていきますが、第10の使徒には力及ばず敗戦します。
その後「Q」では再びアスカの機体に戻り、ヴァレの主力機として活躍しますが決戦においてヴンダーに取りついたMark.09と交戦。獣化第4形態になり戦っていきますが、全身コアのMark.09を倒しきれず最後は自爆し相討ち状態に持ち込みます。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では8号機と合体した「2+8号機」。ジェットアローンの身体パーツを流用した「新2号機α」が登場していますので、楽しみです。
では
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