1ヶ月も経たないうちにでの再戦です。
前回の対戦の感想はこちら
チェルシー
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー、エメルソン
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ハドソン・オドイ、エイブラハム、ウィリアン
アーセナル
GK:レノ
DF:ベジェリン、ムスタフィ、ダビド・ルイス、サカ
MF:ペペ、トレイラ、エジル、ジャカ、マルティネッリ
FW:ラカゼット
ジョルジーニョ(前28)アスピリクエタ(後39)、マルティネッリ(後18)ベジェリン(後41)
①アルテタ監督の対応
ダビド・ルイス退場時の交代策に監督の考えが見えました。後ろからもパスを繋げれるジャカを敢えて残しました。ムスタフィのビルドアップが上手くいってなかったこととジャカが対面守備をそつなくこなせていることでの判断だったと思います。それがニアゾーンのスペースを消すためにホールディングを投入出来た要因となっているのでアルテタ監督の判断は結果的に良かったと思います。
②チェルシーのチームとしての判断
やや疑問だったのはベジェリンの同点ゴールを浴びた流れののチェルシーの対応です。明らかに押されていた状況で、直前のプレーでエイブラハムが痛めて倒れていたことがあったにも関わらずチームはスローインに逃げるなどプレーを切ることはありませんでした。結果その流れで同点に追いつかれてしまいました。「流れに飲み込まれた」チェルシーのチームとしての判断力にはやや疑問が残る結果になってしまいました。
③頼れるのはチームを「知る」選手
アスピリクエタとベジェリンです。共にゴールを決めたのですが攻守に渡り貢献しました。アスピリクエタは攻め上がりのタイミングが的確でハドソン・オドイ、カンテを上手くサポートしていましたし、ベジェリンは前半は偽CBで組み立てのサポートやカウンター対策、後半は気の利いた攻撃参加で存在感を見せました。二人とも在籍期間が長くチームを最も「知っている」選手なので安定感のあるパフォーマンスは心強い限りです。
総評
チェルシーは決定機は多く作れていたので非常に勿体ない引き分けだったと思います。またチームとしてのいい意味での「ずる賢さ」も身に着ける必要もありそうです。アーセナルは一人少ない状態での引分は満足出来るとは思います。しかし内容と結果が比例していないのでそろそろ結果を出さないと批判が出てきそうではあります。
では