アルテタ、グアルディオラ両監督のコーチング、是非とも字幕付きで見てみたいです。
先日行われたFAカップ準決勝アーセナルvsマンチェスターシティの感想です。
両チームのスタメン
アーセナル
GK:マルティネス
DF:ベジェリン、ダビド・ルイス、ムスタフィ
MF:メイトランド=ナイルズ、ダニ・セバージョス、ジャカ、ティアニー
FW:ペペ、ラカゼット、オーバメヤン
マンチェスター・シティ
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、エリック・ガルシア、ラポルト、バンジャマン・メンディ
MF:デ・ブライネ、ギュンドアン、ダビド・シルバ
FW:マフレズ、ジェズス、スターリング
オーバメヤン(前19)(後26)
①師弟対決
欧州カップ戦戦線から離脱、カップ戦優勝のみが望みの綱のアーセナル、カップ3冠が目標のシティの対決、またアルテタ、グアルディオラ両監督の師弟対決でもあります。
前半アーセナルは5-2-3でシティを嵌めにかけカウンターを狙います。対するシティはアーセナルのビルドアップのミスを狙っていきます。先制点はアーセナル、流れるようなパスで最後はペペのクロスをオーバメヤンが押し込みゴール。中継したティアニーの縦パス、ラカゼットの展開も素晴らしいものでした。
対するシティはデ・ブライネがポゼッションに加わることでプレスを躱し徐々に押し込んでいきますが決め手に欠け前半を終えます。
②粘り強い守備
後半シティは更に攻勢を強めます。アーセナルがやや撤退気味でCBが開いたため相手陣内でのパス回しが増え、パススピードを上げ、CBからのサイドチェンジを増やすことで揺さぶりをかけます。
実際効果はてきめんでシティは次々とチャンスを作り出しますが、アーセナルの粘り強い守備で悉く阻まれます。
そして止めを刺したのがエース、オーバメヤン。見事なカウンターで突き放します。
その後もシティの猛攻に逢いますがタイムアップ、決勝に駒を進める形となりました。
③決勝にふさわしいチーム
アーセナルは本当に集中を切らさず守れたと思います。シティが緻密に作るスペースも連動したカバーで封鎖、決勝にふさわしいチームであると思います。
一方シティはフィニッシュの精度を欠いたのが敗因です。相手を崩すことは出来ていたために残念な部分ではあります。グアルディオラ監督もやるべき手は全て打ったという形でしょうか。
アルテタ監督の元着実にチームを強化されているアーセナル、タイトル獲得という素晴らしい結末にたどり着けるのでしょうか。
では