今ブログ3回目の投稿となるこのカード。各チームの取り組みがわかりその集大成となるFAカップ決勝です。
これまでの戦いはこちら↓↓
両チームのスタメン
アーセナル
GK:マルティネス
DF:ホールディング、ダビド・ルイス、ティアニー
MF:ベジェリン、ダニ・セバージョス、ジャカ、メイトランド=ナイルズ
FW:ペペ、ラカゼット、オーバメヤン
チェルシー
GK:カバジェロ
DF:アスピリクエタ、ズマ、リュディガー
MF:リース・ジェームズ、ジョルジーニョ、コバチッチ、マルコス・アロンソ
FW:マウント、ジルー、プリシッチ
オーバメヤン(前28)(後22)、プリシッチ(前5)
①キープレイヤーが負傷退場
どちらも3-4-3ですがビルドアップ時には左肩上がりの4バックに可変、5-4-1で守るアーセナル、右肩上がりの 4バック、5-4-1で守るチェルシー、そのカギとなるティアニー、アスピリクエタの出来にも注目です。
開始早々試合が動きます。ジルーの素晴らしいパスからプリシッチが先制。チェルシーが幸先良い展開に持ち込むと、特に中盤のプレスが上手く嵌り主導権を握りました。
しかしアーセナルは一瞬の隙を突きオーバメアンが飛び出しPKを獲得。ゲームを振出しに戻ります。
その後アーセナルは可変がスムーズに行えることによりボールを運ぶことが出来ました。一方チェルシーはシステムのカギであるアスピリクエタが負傷退場。修正を余儀なくされます。
②的確な修正が出来ず
後半両チームは戦い方をあまり変えませんでしたが、アスピリクエタ離脱で修正出来なかったチェルシーはビルドアップが安定しませんでした。ジルーの高さを生かせたら、、、とは思います。
守備が安定したアーセナルはベジェリンの攻め上がりのこぼれ球からペペがパス、オーバメヤンが相手の裏を突く素晴らしいゴールで逆転します。
アスピリクエタに続きプリシッチも怪我で失ったチェルシーは的確な修正が出来ず、右サイドに幅が取れない攻撃は中央突破に頼る他なく、コバチッチの退場、ロスタイムにはペドロの負傷で終戦。アーセナルが3年ぶりのFA杯優勝でEL出場権も獲得しました。
③今後に繋がるタイトル獲得
アルテタ、ランパード両監督にとってはタイトル獲得は今後の為にも非常に大きかったと思います。
しかしキーマンが怪我で離脱したにも関わらず戦い方を変えれなかったランパード監督には大きな課題が残り、しっかりチームを機能させ勝利に結びつけたアルテタ監督には、就任当初苦しんでいた姿を見ていた者から見ると感慨深いものがあります。
どちらも現役時代でも好きな選手だったのでこれからも応援していきます。
チェルシーはCLがまだ残っていますが、両チームが来シーズンどのような戦いを見せてくれるか非常に楽しみです。
では