深刻な不振に陥っているアーセナルとやや足止めを喰らっているチェルシーの「ビッグロンドンダービー」、どちらも浮上のきっかけを掴みたい試合です。
ということで先日行われたアーセナルvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン
アーセナル
GK:レノ
DF:ベジェリン、ホールディング、パブロ・マリ、ティアニー
MF:サカ、エルネニー、スミス・ロウ、ジャカ、マルティネッリ
FW:ラカゼット
GK:エドゥアール・メンディ
DF:リース・ジェームズ、ズマ、チアゴ・シウバ、チルウェル
MF:コバチッチ、カンテ、マウント
FW:プリシッチ、エイブラハム、ヴェルナー
ラカゼット(前34)ジャカ(前44)サカ(後11)、エイブラハム(後40)
①久しぶりの先制点
アーセナルはオーバメヤン、マガリャンイス、ウィリアンが欠場。マルティネッリ、パブロ・マリ、スミス・ロウを起用しサカを右に置いてきました。相手が3トップなので4バックでビルドアップ、守備時は4-4-1-1で対応していました。
一方チェルシーは4-5-1の守備から3トップの突破を生かす個人技主体のサッカーを試みていました。
試合はアーセナルが右に入ったサカ、ラカゼットを起点として マルティネッリ、ティアニーの突破を生かす戦術で主導権を持ちます。
そしてティアニーの突破からPKを得てラカゼットが得点。アーセナルが久しぶりの先制点を挙げます。更に右でカットインを仕掛けたサカが得たフリーキックをジャカが見事に決めて追加点を挙げます。
攻めていきたいチェルシーですが、ロングボールを放り込むだけで効果的な攻めは見せれず前半を終えます。
②8試合ぶりの勝利
後半チェルシーはハドソン・オドイ、ジョルジーニョを同時投入しますが、段階的な崩しのデザインが無く効果的な攻めが出来ません。特に楔のパスが入りやすい布陣にしておらず、パスコースを塞いだり苦しい状態でパスを貰わざるを得ない状況になってしまいます。
そしてアーセナルはサカのラッキー的な部分もある芸術的なゴールで更に追加点を挙げます。
チェルシーは前述の問題が解決できずエイブラハムが1点を返すので精一杯、ロスタイムのPKも「守護神」レノに止められて敗戦。アーセナルが8試合ぶりの勝利を挙げることが出来ました。
③課題が露呈
アーセナルは攻守の軸を欠きながらの勝利は非常に大きいと思います。特にサカの右サイド起用が大当たりで、次々とチャンスを作り出していました。しかしこのポジションにはウィリアン、ペペがおり、アルテタ監督の起用法は今後も良い意味でも悪い意味でも悩ましいものとなりそうです。ただ大きな勝利を手にしたのは確かで今後の巻き返しに期待したいです。
一方チェルシーはランパード監督の課題が露呈した試合となりました。先制点を捉えれてから反撃の糸口を見いだせず成すすべも無く敗れる、昨年からあまり変わっていないこの采配は大いに心配な所です。トッテナム戦でも修正仕切れずドローに終わってしまっていたので、やはり打開力のある采配が出来るかどうかがチェルシーのカギとなってくると思います。
ボクシングデーを対照的な結果で終わった両チーム、今後の戦いも注目していきたいです。
では
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