今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神 3-6 ヤクルト ●村上 8勝3敗
阪神 5-2 ヤクルト ○デュプランティエ 6勝3敗 岩崎 2敗20S
阪神 2-1 ヤクルト ○伊藤将 4勝 岩崎 2敗21S
51勝 32敗 2分 293得点 184失点 1位
①序盤の大量失点が響き、連勝は11でストップ
先発は村上投手ですが、2回2アウトから一気に7連打を浴び、最後に内山選手のグランドスラム。一気に6失点を喫しノックアウトされます。
それでも打線は4回にノーアウト1,3塁のチャンスから大山選手がタイムリー、さらに小幡選手にタイムリーを放ち2点を返します。さらに5回には再び大山選手が犠牲フライを放ち3点差に縮めます。
投手陣も2番手門別投手から無失点に抑えるも6失点が重くのしかかり、打線は6回以降沈黙しそのまま試合終了。
序盤の大量失点が響き、連勝は11でストップしました。
②2戦2敗の「天敵」を打ち崩し、見事な立て直しを見せる
先発はデュプランティエ投手。試合は3日までヤクルト先発石川投手との投手戦が繰り広げられますが、4回にデュプランティエ投手がノーアウト2,3塁のピンチを背負うと、太田選手に2点タイムリーを浴び先制点を許します。
しかしその裏2本のヒットと四球でノーアウト満塁のチャンスを作ると、大山選手の2点タイムリーで同点、さらに続く小幡選手のタイムリーで逆転に成功します。
デュプランティエ投手は5回こそピンチを招くも奪三振ショーを披露し、4者連続を含む10奪三振を記録し7回まで投げ切る熱投。
8回に石井投手が完璧な救援を行うと、その裏2アウトから小幡選手のタイムリーツーベース、そして坂本選手のタイムリースリーベースが飛び出し勝負あり。最後は岩崎投手が締め括りそのまま試合終了。
今季2戦2敗の「天敵」を打ち崩し、見事な立て直しを見せました。
③完璧なホームランとバックホームで、カード勝ち越し
先発は伊藤将投手。試合はヤクルト先発アビラ投手との投手戦となるものの、打線は4回、5回と満塁のチャンスを決めきれず嫌な流れになります。
それでも6回ノーアウト1塁から佐藤輝選手が完璧とも言えるホームランを放ち2点を先制します。
伊藤将投手は3安打無失点と素晴らしい投球を果たすと、8回は石井投手が完璧な投球。9回に託されますが、エラーもあり守護神岩崎投手が掴まると、山田選手にタイムリーツーベースを浴び1点差にされ、なおも1アウト2,3塁のピンチ。同点、逆転は覚悟された所ですが、増田選手のライトフライを森下選手が助走を取った状態で捕球すると、完璧とも言えるバックホームで見事ランナーを刺しそのまま試合終了。
完璧なホームランとバックホームで、カード勝ち越しを決めました。
総評
初戦で連勝は止まったものの、先発の炎上で大量失点というどうしようもないもので、ミスで接戦を落とすという一番ショッキングなものではなく切り替えのしやすい負け方。実際次の試合からはその雰囲気を引きずる事無く逆転勝ちを行っています。
そんな中打線は小幡選手と坂本選手の下位打線の奮闘が目立ち大きなプラスに。上位打線で特に落ちている選手がいない中、平均以上の得点力を保証しています。
また投手陣も村上投手はノックアウトされたものの、デュプランティエ、伊藤将投手は変わらず圧倒的な投球を続け先発陣はまだまだ盤石の状況。髙橋遥投手も1軍に合流しさらに層に厚みをもたらしています。
中継ぎ陣もこのカードリーグ最多登板数だった及川投手、そして厳しい場面で投げていた湯浅投手が登板なしに。疲れがたまっていそうな投手を休ませられたのは非常に大きかったと思います。
次は広島をスイープし4連勝中と目下絶好調の中日戦。現状対戦成績が五分の難敵なので何とか今シーズン初登板の髙橋遥投手で流れを掴んでおきたい所です。
では
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