今回は阪神タイガースvs広島戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-4 広島 ●岩崎 ２敗１０S
阪神 5-2 広島 ○大竹 １勝１敗 岩崎 ２敗１１S
阪神 3-1 広島 ○伊原 ３勝１敗 石井 １S
22勝 16敗 2分 138得点 100失点 1位
①代打攻勢が当たらず守護神が打たれ、連敗
先発は村上投手ですが、初回秋山選手に先頭打者本塁打を浴び、さらに坂倉選手にタイムリーツーベースを浴び早々に2点を先制されます。
打線は6回まで広島先発森下投手に苦しむも、7回ノーアウト1，2塁を作ると、前川選手のタイムリーで1点を返し、さらに木浪選手がタイムリーを放ち同点に追いつきます。
それでも続く代打楠本選手が併殺打に終わりチャンスを生かせないでいると、9回に守護神岩崎投手が2アウト2塁のピンチを背負うとモンテロ選手にタイムリーを浴び1点を勝ち越され、さらに矢野選手にタイムリーツーべースを浴び万事休す。
代打攻勢が当たらず守護神が打たれ、連敗を喫しました。
②5安打＆100セーブと素晴らしい記録も飛び出し、連敗を止める
先発は大竹投手。序盤は広島先発床田投手との投げ合いとなりますが、4回打線は2アウト1，3塁のチャンスを作ると、木浪選手がタイムリーを放ち先制点を奪います。
さらに2つの四球とヒットで5回1アウト満塁のチャンスを作ると、大山選手の打席で床田投手がまさかの暴投。1点を追加すると、併殺の心配が減った大山選手が三塁手のグラブをはじく2点タイムリーツーベースを放ちこの回3点を追加し床田投手をマウンドから引きずり出します。
大竹投手は緩急を上手く使った「らしい」投球で7回まで無失点に抑える素晴らしい投球。8回にモンテロ選手に2ランを打たれ交代するも、続く石井投手が熊谷選手の好守もありきっちり抑えると、その裏近本選手が自身初となる1試合5安打目を放ち1点を追加。9回は岩崎投手がしっかりと抑え、左腕投手としては初となる100ホールド100セーブを達成し試合終了。
5安打＆100セーブと素晴らしい記録も飛び出し、連敗を止めました。
③ルーキーの好投とここぞという時の勝負強さを見せ、カード勝ち越し
先発は伊原投手。打線は2回にノーアウト2塁、3回にノーアウト3塁のチャンスを作るも得点を挙げられずにいると、4回に1アウト2，3塁のピンチを迎え末包選手に犠牲フライを許し先制点を許します。
さらに6回に2アウト3塁のピンチを迎え意表を突いてホームスチールされるも冷静に対処し、ピンチを切り抜けます。
するとその裏本日誕生日だった前川選手がヒットで出塁し、1アウト2塁のチャンスを作ると、中野選手のヒットをファビアン選手がファンブルし一気にホームイン。同点に追いつくと、続く森下選手がタイムリーを放ち勝ち越し点を挙げます。
さらに7回に2アウト1，3塁のチャンスから中野選手が内野安打を放ち追加点。伊原投手は6回1失点の好投を果たすと、その後湯浅投手、桐敷投手と繋ぎ、岩崎投手がお休みの中石井投手が最後を締め括りそのまま試合終了。
ルーキーの好投とここぞという時の勝負強さを見せ、カード勝ち越しを決めました。
総評
初戦の試合前には新井監督が挨拶の際に藤川監督と目を合わせない等、前回の遺恨が残っているカード（3試合目にはしっかりお互い挨拶していたので一安心です。）ですが、好調広島相手に見事に勝ち越しを決めることに成功しました。
特に近本選手の復調、中野選手の好調維持と上位打者が活躍したのは非常に大きく、走塁面でも大きな違いを生み出す事に。不調に苦しんでいた森下選手も決勝タイムリーを放ち復調傾向にある等流れは徐々に良くなっています。
投手陣は変わらず好調で、そろそろ登板の無いネルソン投手の状態も見極めたい所。出来れば大差を付けた状態で試して欲しい所です。
しかし次は投手戦が予想される巨人戦。相手は苦しんではいるもののきっちり前カードは勝ち越してはいるので、相性の良さに胡坐をかかずにきっちり勝ち越して欲しいです。
では
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