チャンピオンズリーグでは後半だけで5得点を挙げ逆転勝利を果たしたレアルマドリードと、「鬼門」バイエルン戦を大勝で終えたバルセロナ。エンバぺの移籍やバルセロナの好調もあり近年最も注目を受けているである「エル・クラシコ」。両チームの戦いぶりに注目です。
ということで先日行われたラリーガ第11節レアルマドリードvsバルセロナの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
マドリーはべリンガムを右サイドハーフに配置した4-4-2、対するバルセロナは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はホームのマドリーが仕掛け、エンバぺを中心に浅いディフェンスラインを突く形でチャンスを作っていくも悉くオフサイドに引っ掛かり、中々得点には至りません。
対するバルセロナも強気なライン設定に強度の高いハイプレスで対抗。攻撃でもレバンドフスキが降りたスペースに両ウイングが飛び込む形でチャンスを作るもいずれも得点には至らず、拮抗した状況で前半を終えます。
後半
後半バルセロナはフェルミンの代わりにデ・ヨングを投入。中盤で時間を作ることを試みると、カサドの絶妙なスルーパスに抜け出したレバンドフスキがゴール右隅に流し込むシュートで先制点を挙げ、均衡を崩します。
さらにその直後にバルデのクロスに飛び込んだのはまたしてもレバンドフスキ。僅か2分で追加点を挙げます。
その後も攻勢を続けるもレバンドフスキが立て続きに決定機を外してしまい流れを引き寄せるチャンスを手に入れるも、エンバぺが放ったシュートはペーニャに悉く止められ得点を奪えずにいると、ペーニャのロングボールのこぼれ球をハフィーニャが拾いヤマルにパスし豪快に右足を振りぬきゴール天井に突き刺さるゴラッソ。クラシコ史上最年少記録を更新する3点目を突き刺すと、最後はイニゴのロングフィードを受けたハフィーニャが技ありのループを決めトドメに。
そのまま試合は終了しバルセロナがクラシコでの連敗を4で止める快勝を果たしました。
総評
バルセロナがアウェーで大勝しマドリーとの勝ち点差を6に離す事に成功。
攻撃ではレバンドフスキが降りたスペースに両ウイングが飛び込む0トップシステム、そして守備ではクバルシが統率する強気なハイラインが見事に機能。さらに中2日にも関わらず試合最後まで強度が落ちなかったのも凄まじくフリック監督のチーム作りが素晴らしい事を示しています。
特にレバンドフスキは攻撃の起点、そしてフィニッシャーとしても2ゴールを記録。攻守に渡り変わらず抜群の存在感を示したラフィーニャ、そして見事なセーブで主導権を譲らなかったペーニャと共に勝利の立役者となりました。
異常とも言える程のハイラインは本来リスク(プレスがかからなかった時に後ろがスカスカになります)でしかないのですが、この戦い方、そしてフリック監督の修正力があればこのまま突っ走ることも十分可能であると思います。
一方マドリーはエンバぺがバルセロナのオフサイドトラップに悉くかかり、守備では中央のギャップを突かれ大敗する事に。オフザボールの質、そして守備強度で差をみせられる事となりました。
攻守共に奮闘したカマヴィンガの存在はあるものの、2トップの守備が緩かった為べリンガムやバルベルデは守備に忙殺される事に。アンチェロッティ監督の攻守のバランス整備はまだまだ試行錯誤が続きそうです。
再現性とハードワークでライバルを粉砕したバルセロナ。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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