ソシエダvsバルセロナ～二人の名手の活躍で勝ち点3を奪う～【サッカー】

共に今シーズンも上位に付けている2チーム。特にバルセロナは前節のクラシコで敗戦しているだけに立て直していきたい所です。

ということで先日行われたラ・リーガ11節、ソシエダvsバルセロナの感想です。

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両チームのスタメン＆結果

前半

ソシエダは守備4-1-4-1の4-3-3、対するバルセロナは守備4-4-2の3-4-1-2を採用していました。

試合はいきなりソシエダが攻勢を仕掛け、バレネチェア、オヤルサバル、メリーノが立て続けに決定機を迎えるもテア・シュテーゲンに阻まれ得点を奪えません。

さらに久保もドリブルでバルセロナ守備陣を切り裂き、グラウンダーのクロスを右足で合わせるもこちらもテア・シュテーゲンのセーブで得点ならず、相手を押し込みながらも決めきれません。

対するバルセロナはソシエダのハイプレスの前にビルドアップが機能せず、ボールを前に運ぶことすら困難な状態に。散発的なショートカウンターを仕掛けるも先制点を奪えずスコアレスで前半を終えます。

後半

後半バルセロナはペドリ、フェラン・トーレスを投入しビルドアップの逃げ口を作るとソシエダの攻め疲れもあり、ギュンドアンを起点にリズムを作っていきます。

しかしソシエダの守備を崩すには至らず試合は膠着状態になるも、バルセロナはハフィーニャを投入しクロスを積極的にペナルティエリアに送るパワープレーを行うと徐々にペースはバルセロナに流れが傾きます。

すると後半ロスタイムに中央付近からの浮き球のパスに反応したアラウホが見事に頭で合わせてゴール。一度はオフサイド判定されるもゴールは認められそのまま試合終了。

バルセロナが土壇場で勝利をもぎ取る形となりました。

総評

ソシエダは殆どの時間で試合を支配しながら得点を奪えず敗戦。プレスも見事に機能していた為、結果だけが残念となってしまいました。

特に久保は敷かれた「包囲網」を切り裂くドリブルを幾度となく披露。キック精度も申し分なく、ゴール、アシストを記録出来なかった以外は申し分ないパフォーマンスを披露。今後も攻撃陣の中心として活躍してくれそうです。

対するバルセロナはテア・シュテーゲンのセーブに救われた試合となりました。ビルドアップは悉くソシエダのプレスに嵌められてミスを連発。さらに復帰後のレバンドフスキも脅威を与えるには至らずロングボールも効果がありませんでした。

そんな中でも流れを変えたのはギュンドアン。劣勢の中でも高いプレス耐性を披露し流れを引き戻す事に。さらに決勝点のアシストを記録する等、テア・シュテーゲンと共にチームを救った試合となりました。

二人の名手の活躍で勝ち点3を奪ったバルセロナ。今後はマドリード2チーム、同じカタルーニャ州のジローナが躍進している今、昨シーズン王者として何とか上位に踏みとどまっていきたい所です。

では

きちのうすめ雑記