※ネタバレ有り
今回はアニメ「転生したらスライムだった件」のキャラ「ミュウラン」について書いていきます。
①美しい女魔導師
ヨウムの警備隊の前に現れた魔導師で、冷たく麗しい容貌を備えた知的な人物です。
知的で冷淡ではあるものの根は善良で作中でも屈指の常識人でもあり、テンペストに移住するようになってからは人々からの善意と歓待を面喰いつつ楽しみながらも、他メンバーを冷静に窘めています。
またその美貌や知性もあり警備隊のリーダーのヨウムだけでなく、獣王国からの使者であるグルーシスにも惚れられる等、モテキャラ(一説にはナチュラル悪女とも)でもあります。
ただその反面何処か儚げな一面も見せており、その挙動にも不振な点が。ヨウムに対して淡い想いを募らせる一方、憂いはどんどん深くなっていきます。
②魔国連邦へのスパイ
彼女の正体は十大魔王クレイマンのスパイ。かつて森に棲んでいた魔女であったものの人間に迫害され師匠を殺されてしまい、命からがら逃げ延びることに。その後も師匠の「自分達の魔法はいつか誰かの役に立つためにある」という言葉を支えに魔法の研究を続けていくものの、寿命が尽きることに。
その際クレイマンの老いのない肉体を与えるという甘言に騙され、秘術「支配の心臓(マリオネット・ハート)」で本来の心臓を人質にとられ、生殺与奪の権利を握られ彼の手駒として使役される魔人と成り果てました。
そしてテンペストに派遣されスパイを続けるものの、リムルの留守中に魔国襲撃が決行。クレイマンにヨウムを人質に取られる形で封鎖結界を展開し、住民たちの大量虐殺に手を貸す事となってしまいました。
その後自身の罪を告白し処刑の時を待つばかりであったものの、リムルの起点により疑似心臓を差し替えられ、クレイマンからの呪縛から解き放たれる事に。(この出来事がクレイマンを追い詰める大きな出来事となります。)
「好きだったわヨウム。私が生きてきた中で初めて惚れた男。今度は悪い女に騙されないようにね。」
そして罪滅ぼしの一環で、新たな封鎖結界を形成し国力復活に尽力。リムルの覚醒魔王への進化をグルーシスと共に見届けることになります。
戦争後はヨウムがファルムス王国の新国王になることが決まると、ヨウムの好意を受け入れて彼と夫婦に。国名もファルメナス王国と名を改め、新しい国の初代王妃となります。
「自由になれた身ですけど…人生の短い一生分くらいなら束縛されてもいいと思っています」
③術戦特化型
前述したように魔術に研鑽と探求に人生の大半を費やしたために魔素量は勿論の事、
・初歩的な地属性魔術で相手の足元に落とし穴を形成する
・風属性魔術で標的周囲の酸素濃度を下げて酸欠に追い込む
等その特性や特徴を把握しており、省エネで最大の戦果を挙げることが出来ます。
その戦い方は戦闘シーンは脳筋気味な本作において異質なもので、珍しい術戦特化型のキャラとなっています。(脳筋キャラに呆れる場面も多く見られます。)
ただ本気を出せば、街一つを結界で覆い結界内外への出入りと魔術発動の阻害も可能になる程の能力を持っており、王妃になった為恐らくは見れないであろう本気の戦いを見てみたい所です。
長き苦痛の先に幸せを掴んだミュウラン。これまでの辛かった人生を取り返す程の幸せを手に入れて欲しいです。
では
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