スターオーシャンセカンドストーリーR～2Dと3Dを融合させフルリメイク化～【スターオーシャン】

※ネタバレ有り

今回は「スターオーシャンセカンドストーリーR」について書いていきます。

クリア時間（1週目）24時間　（2週目）15時間

クリアレベル　99

真ガブリエル撃破時間　33時間

真ガブリエル撃破レベル　185

①2Dと3Dを融合させフルリメイク化

本作は「スターオーシャンセカンドストーリー」に2Dと3Dを融合されフルリメイク化された作品で、Gemdropsが開発しスクエアエニックスから発売されました。

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大きな特徴は3D化され奥行きが生まれた背景で、その美しく幻想的なグラフィックはついつい見とれてしまいます。（特に崩壊前のクリクと外壁楽園は印象に残っています。）

また戦闘システムにジャストカウンターやブレイク、アサルトアクションが追加。敵もシンボルエンカウント化させ、周りの敵にバフを付与したりプレイヤーにとって不利なことを発生させる「リーダーエネミー」や連続バトルになる「エネミーリンク」の追加。さらに中にはラスボスすら軽く凌駕するようなモンスターも登場する「レイドエネミー」も追加されました。

探索にもその土地に関連した情報を得られる「ユニークスポット」の登場、ミニゲーム「釣り」の追加、さらに達成すると強力なアイテムや資金、SP・BPを獲得出来る「ミッション」の追加など過去作を遊びつくした人でも十分楽しめる内容となっています。

②とにかく「遊びやすく」

そして現在の風潮に合わせてかとにかく「遊びやすく」作られており、細かく設置されているファストトラベルや、成功率や何が作られるかが表示され使い勝手が良くなったアイテムクリエイション、そしていつでも変えられる難易度等アクション性が苦手なプレイヤーも十分遊べる仕様となっています。

特にファストトラベルの存在は作中でも多い「お使いイベント」や、「時間がかかるだけ」のラドルイベント等の攻略を快適にさせ（裏返すとそこまで本編での移動が多いことになります。）、過去作をクリアしてサクッとプレイしたい人も手が取りやすくなっています。

③大幅に変更された戦闘システム

ただ大幅に変更された戦闘システムは賛否両論あり、戦略性やキャラ選びに幅を持たせるブレイクは良かったものの、「ジャストガード」はタイミングが取りづらく（単純に乱戦時に見えにくい）、失敗すると気絶状態になる等メリットに対してデメリットが余りにも大きい（戦闘自体の難易度はシビアで一瞬で体力を持っていかれます。）のが大きなネックに。特に即死級のダメージ量になり紋章術が敵のメイン攻撃になってくる終盤は、殆ど使う機会が無くなるシステムとなってしまっています。

またキャラの使用感も大きく違ってきており、紋章術の仕様が変わったことでセリーヌやレオンなどの術師の立場が弱くなり、「レアファクター」の存在で復活術を習得出来ないノエルは完全に立場が無くなってしまいます。

その為最終的に前衛にタンク型を置き、追尾型の物理スキルを後衛で連発させ短時間で勝負を付けるのが最適解となってきており（その為オペラやプリシス、ディアスがかなり強いです。）、原作をプレイした人はかなり戸惑うかと思います。

それでも声優や立ち絵の切り替え等細かい所まで手が行き届いており、旧作ファンでも十分満足出来る内容となっている本作。今本作をプレイしようとする人にはおススメ出来る作品です。

では