今回はラツィオ所属の鎌田大地選手について書いていきます。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①明らかに馴染めていない姿
今シーズンチームの不振により、インサイドハーフに求められるのが技術や攻撃性能より運動力や守備強度に方向転換し、ゲンドゥジにスタメンを譲ることに。更に攻撃的な位置でプレーしようにもライバルはチームの大黒柱であるルイス・アルベルトとすっかりベンチが定位置になってしまった鎌田選手ですが、選考外となったアジアカップ後も見せたのは「明らかに馴染めていない姿」。
パスを呼び込もうにも来ず、いざボールを持ったとしても不用意なロストが目立つ結果に。またサッリ監督が対話を難しく感じる等コミュニケーション不足は顕著であり、早くもシーズン後の退団は不可避とされました。
②新監督の就任とその役割
しかし成績不振の責任を取る形でサッリ監督が3月13日に辞任を発表。代わりに就任したのはトゥドール監督。2021年にヴェローナを率いるとアグレッシブなサッカーでチームを9位に導き、昨シーズンはマルセイユ(フランス)の監督に就任し、リーグ3位に導くも退任。約1シーズン半ぶりにセリエAに戻ることとなりました。
そのサッカーは3バックを基調としたアグレッシブなサッカー。新監督の就任により鎌田選手もフランクフルト時代にこなしていたシャドーや攻撃的な布陣を敷いたさいのボランチでの起用が予想され、終盤の巻き返しも期待出来る状況になりました。
③まずは歩み寄りが必要か
ただまずは鎌田選手が活躍するには、チームにフィットしようとする歩み寄りが必要で、しっかりと監督含め選手とコミュニケーションを取っていくのが先決であると思われます。
またトゥドール監督は守備強度を大事にする監督で、ボランチでの起用は守備意識次第。またこれまでウイングとして起用していた選手がそのままライバルになる形に(ウイングバックで使えそうな選手が少ないです。)なり、新体制でも中心選手になりそうなルイス・アルベルトも当然シャドー側なので、より鮮烈な競争が待ち受けているでしょう。
それでも全く意思疎通が見られなかったサッリ監督時代のような状況より好転している事は確かで、退団退団と言うよりはしっかりとプレーで示し周囲を見返して欲しいです。
※先日行われたユベントス戦では4-4-2のダブルボランチとして11試合ぶりの先発起用。やや試合勘の不足もありましたが、攻守共に精力的にプレーしていました。
新監督の就任で風向きが変わった鎌田選手。今後欧州でプレーするにおいて重要な岐路に立たされていると言っても良い状況なので、素晴らしいプレーを期待したいです。
では
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