決勝トーナメント1回戦屈指のカード。共に3バックシステムを使用した堅い守備力と組織力が魅力のチームであり、その戦いぶりに注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、インテルvsアトレティコマドリードの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
インテルは守備5-3-2の3-5-2、対するアトレティコは2トップの一角のジョレンテが右サイドに回る守備5-4-1の3-5-2を採用していました。
試合は共に主導権を握る攻防が行われ、インテルはインサイドハーフが1列上がるハイプレス、アトレティコが前述した形でプレスを行いビルドアップを仕掛けていきます。
しかしインテルが3バックの一角を上げてパスコースを作っていきアトレティコのプレスを回避できるようになると、徐々に押し込み始めます。それでもラウタロとテュラムの2トップを中心に攻撃が繰り広げられるも、ヴィツェルやヒメネスを中心としたアトレティコ守備陣も粘り強い守備で凌ぎ無失点に。それでもアトレティコは攻撃の起点を作り切れずプレスが嵌り切らないので、散発的なショートカウンターに終わりそのまま前半を終えます。
後半
後半ヒメネスがサビッチ、テュラムがアルナウトビッチに交代するというアクシデントが発生。共に戦略の再構築を迫られる事になります。
そんな中流れを掴んだのはインテル。アルナウトビッチがディマルコのアーリークロスにダイレクトで反応、更にラウタロとのワンツーで抜け出すも共にゴール枠から外れ決定機を逃してしまいます。
一方アトレティコは怪我明けのモラタが投入され起点が生まれるようになり、流れが傾き始めます。
それでもフラッテージのパスに抜け出したラウタロがシュートを放つと、一度はオブラクに弾かれるもこぼれ球をアルナウトビッチが見事に詰めて先制点を挙げます。
その後もインテルが主導権を握りそのままタイムアップ。1stレグはホームインテルが先勝する形になりました。
総評
インテルはアルナウトビッチが3度目の正直と言えるゴールを挙げ先勝。特に目立ったのはその熟練した対応力。コンテ監督時代にも見せていたセンターバックを上げるビルドアップでマークを外し、守備時もアグレッシブなハイプレスで相手3バックをしっかりと嵌めていきました。
そんな中圧巻のパフォーマンスを見せたのはバレッラ。激しいプレスは勿論の事、推進力溢れたドリブルや飛び出しで違いを生み出し、攻守において躍動。勝利の立役者となりました。
一方アトレティコはビルドアップでの練度の違いを見せられ敗北。特に嵌められた状態での出口がコケ、グリーズマンと個に頼ることが多く、中々攻撃の形を作ることが出来ませんでした。
それでもヴィツェルはカバーリング、対人ともに素晴らしいパフォーマンスを披露し、最少失点に抑える活躍。2ndレグに希望を持たせました。
いずれにしても高度な対応策の応酬があり白熱した1戦。2ndレグでの戦いも楽しみです。
では
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