※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「千年血戦篇」のキャラ「グレミィ・トゥミュー」について書いていきます。
①「星十字騎士団」最強を自負する少年
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)に所属する、フードを被った金髪の少年。
別世界では遍く万象を照らす日輪を心に宿した少年となっています。
「想像力」こそこの世で一番強い力と持論を語り「星十字騎士団」最強を自負する自信家で、常に斜に構えて人を見下したような言動が多いです。
ただその力は後述するように強大であり、主であるユーハバッハすら攻撃に巻き込む事に躊躇が無い程仲間意識は薄く、人格破綻者が多い星十字騎士団の中でも特別に危険視されており第二次侵攻前までは監禁されていました。
しかしリルトットにはその他人や物事に関しては無関心な性格を深く理解していたらしく良好な関係を築いており、出陣前にはお互い憎まれ口を叩きつつも「戦争後」の話をしています。
「次に何か作る時は君が一口で肥満体になる高カロリーのクッキーでも想像しようかな。」
②理不尽極まりない能力
作中では自身が作り出したグエナエルをけしかけるも中々戦果は挙げられず自身が出ることになり彼を消滅。瀕死の隊長二人を死亡させ、やちるにも重傷を与え圧倒的な力を示します。
しかし直後にに剣八が到着。最強vs最強の戦いを始めましたが、
・灼熱の溶岩や大量の水、無数の重火器を一瞬で創り出す
・自身の体を鋼鉄のように硬くする
・天変地異を引き起こしたり宇宙空間を召喚する
等理不尽極まりない能力を放ちますが、剣八は全て力技で強行突破し、自身が起こした隕石も「野晒」で一刀両断さます。
それでも心中に恐怖や焦り以上に自分の想像を遥かに超えた強さを見せる剣八に「喜び」にも似た笑みを浮かべており、同時に「憧れ」にも似た感情を抱くこととなりますが、その感情が裏目になり「剣八より強い力」を想像して逆転を謀るも、体がその力に耐えられず自壊し敗北。
「何なんだ…ホントに化け物かよ…わかったよ。それならぼく自身が おまえより強くなればいいんだ!!!」
彼が消滅した際に残されたのはケースに入れられた「脳」。そのトンデモ能力や少年の姿も一つの「脳」が想像して作った姿であったのでした。
「……ああ ちくしょう……勝ちたかったなあ……っ。」
③ 夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)
与えられた聖文字は「V」で、能力は「夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)」。
想像したことが現実になるというチートじみた能力で、更に意志を持った生命(グエナエルや●●●・●●●)をも想像してしまう神をも恐れぬ能力で、正直剣八で無かったら相手にすらならなかったでしょう。
「かかっておいでよ更木剣八。指一本で相手するなんてチャチなことは言わないよ。指一本だって使わない。頭の中だけできみを殺してみせよう。」
ただ現実化の効果は永久的では無く対象から意識を逸らせば元に戻るようで、相手の死を想像しながら無双するという芸当は出来ないようです。(仮に出来れば物語が終わります。)
また当然ながら自分にとってマイナスの想像も実現してしまうので、「自身の敗北」を想像すると弱体化し自分を死に追いやり、「自身を超える者」を想像してしまうと前述したように自滅する等、自分を死に追いやる危険性をはらんだ諸刃の剣となっており、結果的に自身の力で自分を滅ぼす事となってしまいます。
この戦いで剣八が瀕死の重傷を負ったことで戦局は大きく動くことに。そして残された脳はある人物により回収され、後々にとんでもない事態を引き起こす事になります。
では
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