※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「千年血戦篇」のキャラ「星十字騎士団」について書いていきます。
①卍解を使いこなせず
まずは「ドリスコール・ベルチ」です。
アゴヒゲをたくわえた筋肉質の滅却師で、235cmの巨漢を誇る男性。非常に残忍かつ凶悪な自信家で、その態度は元柳斎を前にしてもぶれる程が無い程。
「おれの強さがコエーかよ?」
作中では雀部から卍解を奪い殺害した張本人であり、2度目の登場では口癖である「辛れえ」で連呼し檜佐木を圧倒。止めを刺そうとした所を元柳斎に阻止されるも奪った「黄煌厳霊離宮」を発動し一方的に攻撃します。
しかし卍解を使いこなせず(アニメでは使い方自体が間違っていました。)、元柳斎の怒りを買い一瞬で焼き尽くされ死亡します。
聖文字はOで、能力は「大量虐殺(ジ・オーヴァーキル)」。敵味方関係なく生物を殺せば殺すほど強くなる能力で、2度目の襲来では副隊長レベルが歯が立たない程になっており早めに倒せた事が幸いとなりました。
②異議あり
次は「ベレニケ・ガブリエリ」です。
金髪だが右側の一部分が異なる色をした所謂「ヴィジュアル系」の男性です。
作中では一回目の瀞霊廷への侵攻で更木と交戦。自分の能力を長々と解説しますが、その前に戦っていたジェロームの咆哮のせいで耳をやられていたので殆ど伝わっておらず、業を煮やした剣八に喉を引き裂かれて死亡することになります。
「君の全てに異議を唱える!」
聖文字はQで、能力は「異議(The Question)」。
相手に異議を唱え、異議に答える義務(ゾルレン)を生じさせる能力ですが、早々に更木に敗れてしまった為に詳しくは判明しておらず、少し残念な所です。(同じ「音」を武器にする鳳橋と戦えばいい勝負になったのかも知れません。)
③大猿に変身
繋がった眉毛に大きな鼻、牙のような犬歯といった、まさに猿のような姿の男性です。
作中では第一次尸魂界侵攻の際に剣八と対峙。咆哮で攻撃する大猿に変身し剣八に飛び掛かるも相手が悪かったのか真っ二つに両断され死亡します。
聖文字はRで、能力は「咆哮(The Roar)」。
大猿に変化し声を出し文字通り咆哮する事で発生した衝撃波によって相手を吹き飛ばす能力で、モロに浴びた死神の頭が弾け飛んでいることから威力はそれなりにあることが分かります。しかし相手は作中でもチートキャラである更木剣八であったのが運の尽きで、耳を「キンキンさせる」に留まりそのまま死亡。
こちらも拳西や狛村等のパワーファイターと戦えばもう少し出番は増えたのかも知れません。
④"L"と"R"
最後は「ロイド・ロイド」です。
世界が世界なら「天さん」と呼ばれそうな第三の目をもった双子の兄弟です。
作中ではLのロイドは剣八に化けてある程度互角に渡り合うも彼の力の成長に付いていけずに敗北して死亡。しかしRのロイドはユーハバッハに化けハッシュヴァルトと行動を共にし、剣八を戦闘不能に陥れるも元柳斎の「残火の太刀」により両断され瀕死に。
そして現れた本物のユーハバッハに褒められ、満足げな笑みを浮かべ彼に消し飛ばされ死亡することになります。
「…私を……よく…やった………と……光…栄……」
聖文字はYで、能力は「貴方自身(ジ・ユアセルフ)」。
Lのロイドは相手の技術と力の全てを、Rのロイドは相手の記憶と精神の全てをコピーすることが出来、更木を苦戦させ、一度は撃破したことから戦闘能力も相当高いとされています。ただ次の相手は彼以上のバケモノであった元柳斎。ある程度は想定済みとは言え何とも切ない役割となりました。
では
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