※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「千年血戦篇」のキャラ「キルゲ・オピー」について書いていきます。
①ふざけたような敬語口調
見えざる帝国の星十字騎士団の一人で、狩猟部隊(ヤークトアルメー)の統括狩猟隊長を務めている右半分が長い特徴的なおかっぱ頭と眼鏡が印象的な男性です。
別世界では特務機関ネルフ特殊監査部所属の諜報員兼スパイとして活動しています。
普段こそふざけたような敬語口調で話しているものの、その性格は冷血にして残虐。部下であっても怖気づいた者はあっさりと切り捨て、戦力になるであろう破面も即座に斬り落としてしまいます。
「ハイハ――イ!静粛に――!! これより、“生きるか!?死ぬか!?虚・破面混合大センバツ大会”を開催いたしまぁす!!」
ただその素早い判断力、物事を的確に推測する観察眼・実力はユーハバッハは高く評価しており、「特記戦力である黒崎一護もキルゲと戦っているならしばらくは動けない」とまで言われています。
②悉く不意打ちにやられる事に
作中では虚圏の虚や破面の徴収を苛烈な方法で行い、ロリとメノリを一瞬で撃破、そしてたハリベルの従属官であるミラ・ローズ、アパッチ、スンスンの三人も一蹴します。
その後一護達と対峙しユーハバッハの命により完聖体を発動。一度は一護を追い詰めるもののアヨンの邪魔が入り、何度も地面に叩きつけられて首の骨を折る重症を負ってしまうものの折れた首を腕で平然と戻して「聖隷」の力でアヨンを霊子に分解して吸収。
虚を想起させるような醜悪な姿にパワーアップし聖隷でアパッチら破面の加えチャド達も霊子化で分解しようとするも一護の卍解での不意打ちを喰らい頭部の「光輪(ハイリゲンシャイン)」を破壊されてしまいます。
「お前達には速やかに死んで貰い〼」
さらに一護の卍解を奪えなかった事で劣勢を強いられ、さらに一護からの「卍解が怖いのか?」という問いかけに激昂し隙を突かれ浦原に胴体に風穴を空けられ斃れます。
「そっ…そんな訳があるか!!!!我ら見えざる帝国に怖れるものなどある訳」
それでも「乱装天傀(らんそうてんがい)」で無理矢理身体を動かし能力を発動。一護を黒腔内に封じ込め一度の足止めに成功するも、何者かの刃によって不意打ちで斬り捨てられ死亡。
しかし彼の拘束は尸魂界を壊滅寸前まで追い込むことに大きな貢献を果たしており、役割は果たしたと言えるでしょう。
③監獄(ザ・ジェイル)
戦闘では基本的な弓射術である「神聖滅矢(ハイリッヒ・ブファイル)」による射撃や剣による斬撃、飛簾脚と圧倒的な硬度を持つ血装(ブルート)を用いて戦闘。能力が戦闘向きではない為、星十字騎士団の中でも滅却師らしい戦いを行う方ですが、いずれも練度が高く卍解状態の一護とも渡り合えていた為基礎戦闘力はかなり高いものを持っています。
与えられた聖文字は「J」で、能力は「監獄(ザ・ジェイル)」。
特殊な矢を放ちその矢を媒体に相手を閉じ込める檻を形成、対象の霊圧と外部との連絡を完全に遮断します。その拘束能力は非常に高く卍解状態の月牙天衝でさえびくともしない強度、そして死後でも消えない継続力を持っており、相手の戦力を削ぐにはもってのほかの能力を擁しています。
ただ同族を閉じ込めることは出来ず、最終的には滅却師の力を一部無意識に開放した一護によって破壊されることになります。(ユーハバッハが「しばらく」と評していたのもこの理由であると思います。)
また滅却師完聖体は「神の正義(ピスキエル)」。天使の光輪に見立てた頭部の光輪から周囲の霊子を隷属・吸収する霊子の絶対隷属能力を擁します。
本格的に登場した初の「星十字騎士団」でありながら強烈なインパクトを残したキルゲ。物語の始まりを告げるにふさわしい異常性をもったキャラであると言えます。
では
TVアニメ BLEACH 千年血戦篇 ランダムシーンブロマイド キルゲ・オピー
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