※ネタバレ有り
今回は「ソウルハッカーズ2」のキャラ「フィグ」について書いていきたいと思います。
①クールで思慮深い参謀役
リンゴと同様に生み出された次世代の電子生命体Aionのエージェントの一人で、戦闘には直接参加せず、情報解析や後方支援を担当しています。
クールで思慮深い性格をしており参謀役としてはピッタリ。マイペースなリンゴを窘めることがよくあるものの相性は非常に良く、抜群のコンビネーションで事件を解決に導きます。
因みにフィグとはリンゴ、ブドウ、バナナ等と並んで知恵の実とされる果物「イチジクの英名」です。
②レイヴンとの出会い
作中ではミレディの身体から分離したコヴェナントを取り込み、状況を把握する為のコマンダー役としてセーフハウスに居残ることに。アシスト役のミミズクのぬいぐるみであるミミを通してチームを巧みにサポートしていきます。
「それではありません。ミミです。ミミズクのミミです。」
しかし養護施設こまどりで先生として働いているレイヴン、そしてこまどりの子供たちとの出会いが彼女に特別な「感情」を呼び起こす事になります。
「あなたもまた、サマナーの業に囚われているんですね。」
その後一度は全てのコヴェナントを奪われ自身も死亡することになるものの、それは巧みな計略であり、見事鉄仮面を出し抜き野望を打ち砕くことに成功。
ただ鉄仮面の正体がレイヴンであることを知ると明らかに動揺することに。戦いに勝利した後も彼の死を受け入れられずソウルハックを試みるも拒絶されます。
「レイヴン、諦めないで!手を、取って!まだやり直せます!」
そして世界に絶望しリンゴの元を去り、アクシズを制圧。人類社会への介入を行い人から争う意志を奪い世界を作り替えるべく行動します。
「人が抱えるあんな闇を、絶望を知ってしまったら私はもう元には戻れない。」
しかしリンゴたちによりその計画は頓挫。グッドエンディングではレイヴン(幻)の助けもあり消滅を逃れると、リンゴと共にAionが下した決断をよりスムーズに進める為の「大使」として、拠点としていた家から出るのでした。
③ミミを通じて
作中ではミミを通じて離脱するまでナビ役としてパーティーをサポート。やや煩く感じるときはあるものの(個人差あり)、基本的には有益な情報を伝えてくれます。
また通気口を通るミニゲームも等ストーリーに直接絡む部分もありますが、如何せん操作性と視野角が悪くさらに頻繁に急かしてくる等印象がそれ程良くなく、鳥型であることから遠くを見通せる鷹の目システムや、3Dを生かした多角的な探索等、もう少し有効活用できなかったのかなと思うキャラです。
その思慮深さと純粋さから一度は世界に絶望してしまったフィグ。彼女が笑っていられる世界になると良いですね。
では
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